京都野鳥の会 探鳥会の記録 2022年


2022年12月11日(日)/ 巨椋干拓田探鳥会参加者数:33名/見聞鳥数:23種
  • 例年とは時間やコースを変えての開催だった。
  • 久御山体育館を出発し古川に出ると、コガモとカルガモがたくさんいた。
  • 遠くの方ではチョウゲンボウのホバリング姿や狩りの様子を観察できた。
  • 古川を下流に進みヘリポートの近くに出るも曇り空のせいかなかなか鳥が出てこなかった。
  • 晴れ間が出てきたときにチョウゲンボウとハイタカが上空近くをゆっくり飛翔してくれた。
  • イオンへ向かう途中にタゲリ2羽をじっくり観察でき、種類や数こそ多くなかったものの、内容の濃い探鳥会だった。
  • 担当者 : 綾本・坪内・神谷・森(昭)             写真 : 杭田
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2022年12月7日(水)/ 鴨川・糺の森探鳥会参加者数:25名/見聞鳥数:35種
  • 西風が吹いているが陽ざしもあり、探鳥日和となりました。
  • 出発の気持ちが整うより早く、対岸屋根にチョウゲンボウ出現。
    「イソシギがいるよ!!」「カワアイサ、ヒドリガモも!!」とあわただしくも嬉しい出発となりました。
  • 夷川発電所の疎水池ではオオバン、ヒドリガモ、キンクロハジロの群が見られました。
  • 疎水沿ではシジュウカラ、メジロの群もいました。
  • 丸太町橋に戻り、鴨川沿に荒神橋を経て今出川橋に至る間「カワアイサとコサギのユーモラスなバトル」、
    ペアのオナガガモ、コガモの群、ヒドリガモの群、マガモの群、カルガモの群、カワウが次々に見られました。
  • キセキレイ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、イカルチドリも現れました。イソシギは何度も登場してくれました。
  • 河合橋の手前でトイレ休憩をとり、人数確認をし、長くなった列を整えました。
  • 高野川沿を御蔭橋に至り、橋を渡り、晩秋の紅葉をとどめる下鴨神社・糺の森に着きました。
  • 河合神社の前の馬場でエナガの声に顔を上げると、オオタカが飛んでおり、エナガの郡の中に「サンショウクイじゃないの!!」とベテランの声。
    にわかに緊張感が漂います。皆でゆっくり観察し、図鑑とも照合し、
    額の白色部が少なく体上面の黒味が強いので「リュウキュウサンショウクイ」と判定されました。
  • 東側の泉川添の小道は途中で工事通行止となっていたこともあり、アトリ、シメ、ヤマガラ、ツグミ等には出会えず残念でした。
  • 12時前に社務所前に到着、鳥合わせではハヤブサ、ハイタカ、オオタカをしっかり見たとの発表がありました。
  • 3人の初参加の方々から「楽しかった!!」との感想が話されました。全体として鳥の数も多く、充実した探鳥会となりました。
  • 担当者 : 吉原、岩田、森(一)、東端             写真 : 杭田
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2022年12月4日(日)/ 三川合流地探鳥会参加者数:25名/見聞鳥数:44種
  • 雨模様の曇天でしたが、気温はそれほど低くなかった探鳥会でした。
  • 御幸橋から見た宇治川には、カワアイサ、カンムリカイツブリなどの水鳥がおり、中洲にはイカルチドリが休んでいました。
  • 宇治川、桂川の堰堤の樹林帯では、イカルの大群がおり、数羽のシメが混在していました。
  • オカヨシガモ以外のカモ類は、桂川よりも宇治川に多く生息していました。
  • ミサゴが数回上空を帆翔しよく観察できましたが、曇天のため写真撮影には厳しい条件でした。
  • イワツバメが数羽、上空を飛んでいました。
  • 最後に、チョウゲンボウ、ハイタカが出て一部の人は見ることができました。
  • 種類は多く見られましたが、イカル、カモ類を除いて鳥の数は少なかったです。
  • 予定より1時間弱切り上げ、探鳥会を終えました。
  • 担当者 : 大住             写真 : 杭田
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2022年11月27日(日)/ 大泉緑地公園探鳥会参加者数:24名/見聞鳥数:29種
  • 朝から快晴で公園内を散策しながら探鳥しました。休日で大勢の人が来ていました。
  • 道路沿いの林にはシジュウカラ、メジロなどが見られました。ツグミやシロハラの冬鳥はまだ来ていないようです。
  • 加呂登池の橋上から池を見るとカワセミが飛んでいるのが見えました。
  • 頭泉池ではマガモやヒドリガモ、オオバンなどがいました。
  • せせらぎ広場の泉にはバンがいました。上空をトビと小さなタカが飛んでいるのが見えましたが、識別ガ難しく、カメラの映像を見るとハイタカでした。
  • また、近くでカメラを構えていた人に聞くとノゴマが出たそうです。
  • 昼食場所の大泉池にはホシハジロ、カンムリカイツブリがいましたが数は少なかったです。
  • 帰路の林の中でもでも鳥は少なく、予定より早めに鳥合わせをして解散しました。
  • 担当者 : 前田、芝原             写真 : 杭田
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2022年11月6日(日)/ 奈良・山の辺の道探鳥会参加者数:21名/見聞鳥数:29種
  • 歩いていると汗ばむ陽気の秋晴れでした。紅葉の始まっているのどかな山の辺の道は、桜井方面から歩いてくる人も多くて混雑気味でした。
  • ジョウビタキは駅前の住宅地で声と姿を確認した後もあちこちで楽しむことが出来ました。
  • 崇神天皇陵の濠では、カイツブリは活発な動きをする一方で40羽のマガモは羽を休めている様子でじっとしており、飛来直後なのだろうかと思いました。(1週間前の下見ではカモ類の姿はなかったので)
  • 櫛山古墳の濠では、マガモ、カルガモ、カイツブリに混じって7羽のオシドリを見ることが出来て盛り上がりました。
  • 相撲神社近くの池は水が少なくて、セグロセキレイ、キセキレイ、コガモ2羽でした。
  • ウグイスの笹鳴きとモズの高鳴きはあちこちで耳にできるが、草地の野鳥やカラ類など少ないのが寂しいでした。
  • 暖かい日が続いているからでしょうか、カモ類の飛来も遅れているように感じます。
  • 担当者 : 坪内、神谷、綾本             写真 : 杭田
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2022年10月27日(木)/ 山田池公園探鳥会参加者数:21名/見聞鳥数:31種
  • 出発後、ヒヨドリとメジロの声を聞きながら池に向かうと、予想に反してカモ類が少なく、 常にいるカルガモ、カイツブリに、まだエクリプスがほとんどのマガモ、ハシビロガモを見かける程度でした。
  • 山田池大橋付近でバンの若鳥、オオバン、ダイサギ、セキレイ3種、小橋から川の中ほどにいるカワセミに出会い、ホッと一安心。
  • その後も鳥の姿が少なく、もみじ谷ではシジュウカラ、ヤマガラ、メジロが姿を見せてくれたものの、鳥の出としては寂しい午前中でした。
  • テラスデッキから高木の先端で鳴くモズ、藪に飛び込むスズメの群れ、飛び交うカワラヒワを楽しみながら昼食休憩。
  • 午後、美月橋から毎年みられるカルガモ、バンのほか、少数のコガモがいました。
  • 浮御堂から対岸丘の上にある鉄塔にオオタカの成鳥、対岸水辺に降りる木の枝にオシドリを発見、この探鳥会で一番盛り上がりました。
  • その後、池の北側に戻ると、オシドリが数羽泳ぐ姿が見られ、期待を裏切らない山田池に感謝。
  • 秋らしく涼しい気候での探鳥会になりました。それぞれ1名のみでしたが、イソヒヨドリとイカルを見た方がいました。
  • 浮御堂のすぐ近くにいたヒドリガモのエクリプスらしきものは、嘴が黒っぽかったのでハイブリットと判断し、見聞鳥にカウントしませんでした。
  • 担当者 : 坂根、吉原、森昭雄             写真 : 杭田
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2022年10月9日(日)/ 滋賀県希望ヶ丘文化公園探鳥会参加者数:9名/見聞鳥数:25種
  • 昨夜の天気予報では下り坂の雨予想であったが、午前中の降水確率が低く、降 り始めが解散時刻頃という予報をあてにして決行することにした。案の定、参加 者は少なかった。結果的に、何とか探鳥できて、解散予定場所付近から雨が降り 始めた。
  • さて、バスを降りて朝の挨拶と案内が終わる頃、梢をヒタキが移動したが、種 を確認できなかった。
  • 山上池は水が抜かれて水位が下がり、干潟をコチドリやセグロセキレイが歩い ていた。水たまりでカルガモ、カイツブリに混じって冬鳥のコガモが居た。
  • 小川を渡ると、梢や木の間をエゾビタキが飛び交った。河中の草地に何もいな かったので、山道(見晴らし道)に入った。
  • 時折ハイカーやサイクリングとすれ違った。至って退屈な山道で様々な木の実 が目をひく中、同じ枝先でフライ・キャッチを繰り返すヒタキに遭遇。プロミナー 目視や写真と図鑑を元にサメビタキと判定した。
  • 空が厚い雲に覆われ渡りのタカは見られなかった。
  • 見晴らし道から中央道に出たところで昼食を終えるとポツリと来たので、先を急いだ。
  • スポーツ広場に出たところの河原で出たノビタキとホオジロで締めとした。
  • 本降りとなったのでバス停に急いだ。予定より1本前のバスに乗車し野洲駅 前で鳥あわせ、解散した。
  • 悩ましい空模様の中、遠路はるばる参加された方々、お疲れ様でした。
  • 担当者 : 西迫、坪内、綾本             写真 : 杭田
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2022年10月5日(水)/植物園・賀茂川探鳥会参加者数:18名/見聞鳥数:33種
  • 夜半に前線が通過したようで、昨日までと一変して秋の気配が強まりました。
  • 探鳥を始めてすぐにモズの高鳴きが聞こえました。
  • 洋風庭園隅の枝にコサメビタキの姿です。殆ど全員でゆっくり見ることができました。
  • イカルの声がしたのでその方向に目をやると、横に真っ赤な実を付けたサンゴジュの木がありました。野鳥もこれから暫らくは秋の実りを堪能することでしょう。
  • 桜林の近くでエゾビタキが、虫を捕らえたり木の実をつついたり、時には仲間同士でニアミス・トラブルを起こしたりする姿が見られました。 10羽近くはいたように思われます。
  • 植物生態園でオオムシクイの声を聞き、姿を見られた幸運な会員もおられました。
  • 賀茂川門集合時刻間際に、なからぎの森横の池畔で、きれいなカワセミの雄が5分以上枝に留まって観察者の目を楽しませてくれました。
  • 植物園内での見聞鳥は25種でした。賀茂川での秋の使者はコガモとマガモでした。コガモは13羽おり、 エクリプスのため雌雄の判別が難しかったですが、下尾筒付近の三角形の淡黄色班や眉斑の濃さなどを観察できて興味深かったです。
  • 上空ではツバメ、コシアカツバメが飛び交い、イソシギやコサギ、アオサギ、ダイサギなどが水辺で観察できましたが、カワウには出会うことがありませんでした。
  • 最終地点付近に飛来したイカルチドリを確認して、正午頃に鳥合わせ後、解散しました。
  • 担当者 : 吉原、東端、木村             写真 : 杭田
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2022年9月25日(日)/太陽が丘府民探鳥会参加者数:29名/見聞鳥数:15種
  • 快晴で朝のうち涼しかったのですが、日差しが強く暑い日になりました。
  • 9月になっても台風などの影響や暑い日が続いていたせいか、 各地のタカの定点観測の数も少なかったのであまり期待できないだろうと思っていたのですが、 予想が当たり10時前まで空を眺めていたのですが、残念ながらタカは一羽も飛んできませんでした。
  • 公園内を散策するとエナガ、メジロ、シジュウカラなどの小鳥類が見られました。渡り途中のエゾビタキやコサメビタキは見られませんでした。
  • 少数の人がキビタキを見つけました。探鳥を少し早めに切り上げて鳥合わせをした後、Uさんの解説付きでサシバの羽を見せていただきました。
  • 全体に鳥の数もすくなかったのですが、天気も良くて散策には気持のよい探鳥会でした。
  • 担当者 : 前田、森(昭)、坪内             写真 : 杭田
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2022年9月21日(水)/京都御苑探鳥会参加者数:28名/見聞鳥数:22種
  • 14号台風一過、天気回復、急に涼しい秋がやって来ました。樹下の草地を、いつものコースで苑内を左廻りしました。
  • 九条池ではアオサギ・メジロが、空にはツバメがいました。樹下の草地でセグロセキレイ・シジュウカラ・ヒヨドリを見ました。
  • 土御門第跡(仙洞御所北)は草刈り中のため清和院休憩所(新設)を迂回してコオロギの里・母と子の森に向い、イカル・モズ・エナガ等に出会いました。
  • バードバスではメジロの水浴び、ヤマガラ・シジュウカラが近くでよく見られました。 多くのカメラマンはキビタキの水浴びをねらっている様子です。ここで後続を待ち、再出発しました。
  • 桂宮邸跡(新公開)あたりでは、後続の方はキビタキ・コサメビタキに出会えました。
  • 近衛池の水は回復中で、キセキレイなど三種のセキレイが見られました。
  • 児童公園付近でトイレ休憩して南下、西園寺邸跡・賀陽宮邸跡を経て解散地(間之町口)につき、コシアカツバメ・ムクドリを含む22種の見聞鳥を確認しました。
  • 8名の一般参加者があり、その内3名から、参加して良かったという新鮮な感想が語られました。
  • 担当者 : 吉原、東端、岩田             写真 : 杭田
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2022年9月11日(日)/大阪南港野鳥園探鳥会参加者数:12名/見聞鳥数:28種
  • 快晴で真夏を思わせる高温にもかかわらず、大阪南港野鳥園はマスクをした バードウォッチャーとカメラマンでかなりにぎわっていた。
  • 双眼鏡で一通り見まわすとミサゴが北池、西池、南池の杭にとまっており、 もう一羽がちょっかいを出して飛んでいた。
  • そのお陰でシギが驚いて飛び立って移動するので、シメシメと追いかけるも 潮が引き切らない葦の中に入り込み、背から上尾筒にかけて白いアオアシシギ以外は 判別できなかった。
  • それでも我慢しながら人の間からスコープで水際を見ていると、 アカアシシギ、トウネン、ソリハシシギ、オオソリハシシギ、エリマキシギ、メダイチドリを 観察でき、ついでにカワセミにも出会った。
  • メダイチドリの一部に夏羽が残っていたほか、ほとんどのシギは冬羽になっていた。
  • 体の大きさと体型、嘴の長さ・形・色、足の長さ・色の違いが分かってくると冬羽と若鳥の多い 秋の渡りでも興味深いが、初心者は夏羽に移行する春の渡りの時期の方が面白いでしょう。
  • 暑さのせいでかなり疲れたが、普段の探鳥会では出会えないシギチドリに出会えて それなりに楽しい探鳥会だった。
  • 台風直後で珍鳥との出会いも期待していたが、例年並みの見聞鳥種だった。
  • 担当者 : 坂根、前田             写真 : 杭田
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2022年7月9日(土)/京都御苑アオバズク観察会参加者数:16名/見聞鳥数:種
  • 午後はにわか雨の予報でしたが、その雨と雨の間に幸運な時間帯が与えられました。 営巣中の親鳥達をビックリさせないように、注意事項を確認しました。 大きな声や音・指差し・携帯電話・フラッシュの禁止、観察者どうしの譲り合いやトラブルの防止などです。 また、2班の小グループに分かれて、交代で観察しました。
  • 今年は宗像神社のペアだけが営巣に成功しました。 7月2日頃からは雌も見られるようになりました参加者全員が雌雄2羽を見ることが出来ました。 雌が巣に近い高い所で、雄は隣の樹で少し雌から離れたやや低い所で、じっと巣を見守っていました。 夜から早朝にヒナ達にエサを与えます。親達もヒナ達も暑い毎日をよく耐え忍んでいますが、巣立ちも間もないことでしょう。 多くの参加者が雄の黄色の眼でじっと見つめられて、喜んでいました。 6時を過ぎると急に雨雲で暗くなったため、観察を中止したので給餌を見ることはできませんでした。
  • 今年は「母と子の森」でも営巣が始まりましたが、残念なことに雌が事故死して繁殖は失敗しました。 その結果、宗像神社だけの営巣となり、観察者の集中が予想されたためMLで参加自粛を要請しました。 当日は会員の協力もあり、また雨模様でもあったため観察者は少なく、余計な心配は必要ありませんでした。
  • 今年も「会員限定」の観察会としました。会員以外の参加希望も電話で求められましたがお断りしました。 多くの人々に愛されているアオバズクの巣立ちが成功し、来年も御苑に来てくれることを願います。
  • 担当者 : 吉原、森(一)、木村、芝原、東端             写真 : 杭田
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2022年6月19日(日)/比良山山麓探鳥会参加者数:7名/見聞鳥数:28種
  • 今まで行っていた比良山山麓探鳥会のコースを短縮し、 参加しやすいように特AランクからAランクにしました。 しかし、参加者が思ったより少なかったです。
  • 比良駅では、コシアカツバメ、ツバメが営巣し、 当に造営中の巣もありました。
  • イン谷口から青ガレに向う沢沿いの道では、夏鳥の声を聴くことができ、 オオルリやミソサザイの姿を見ることができました。ミソサザイはペアで、巣材 を沢沿いの巣に運んでいました。
  • 予定コースだった神爾谷方面には、暑さのためパスいたしました。
  • 担当者 : 大住、森(昭)             
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2022年6月8日(水)/植物園・賀茂川府民探鳥会参加者数:21名/見聞鳥数:21種
  • 晴ときどき曇のさわやかな天気のもと、園内を自由に散策して探鳥しました。
  • 新緑は濃さを増し、バラ、ハナショウブ、アジサイ等の初夏の花々が色鮮やかに咲いていました。
  • しばらく見かけなかったハクセキレイ、セグロセキレイに出会いました。 子育てが一段落したのでしょう。
  • 高木の上ではトビの若鳥も幼い声で鳴いていました。
  • しかし、植物生態園でもシジュウカラの他には声も姿も少なく、キビタキの声も 聴けませんでした。
  • 粘り強いグループはヤマガラ、カワラヒワ等に出会えたようです。
  • 11時をまわってから、賀茂川門を出て北大路橋に向かって探鳥しました。ツバメの 飛翔は力強く見えました。
  • 両岸、中洲共夏草におおわれ、コチドリ、イカルチドリ、イソシギ、カワセミとの出会いは出来ませんでした。
  • 夏草のない砂地の中洲で、セグロセキレイの淡い色の幼鳥が親鳥に甘えていました。
  • 鳥の数は少ないけれど、2年間コロナで休止していた6月の探鳥会が再開できました。
  • 担当者 : 吉原、木村             写真 : 杭田
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2022年6月5日(日)/下物探鳥会参加者数:13名/見聞鳥数:27種
  • 灼熱の晴天でなくギラギラとした曇天で時よりそよ風もある日和であったので、 高齢者揃い(若手若しくは若手と思っている方にはご免)の一同は無事帰還した。 
  • 麦は実り(麦秋)、田圃の稲はやや青々と、蓮田は所により葉が茂り(開花は 未だ未だ)、これから植え付ける田圃も加わり、田園地帯はパッチワークの趣で あった。 
  • 鳥の世界も、子育て中や幼鳥も加わり多様な営みが観察できた。葭原、杭、電 線などで声及び数で圧倒的?存在感(観察者の注目を浴びた)をオオヨシキリが 示していた。微かな鳴き声でセッカやホトトギスも参加した。ツバメ、ムクドリ、 モズなどの幼鳥の多さは明るい未来を期待できた。
  • 冬鳥の鴨類は殆ど無く、唯一オオバンを見かけた(居残りでなく留鳥か)。猛 禽ではトビが乱舞する中、チュウヒも見られた。 
  • 田圃周りの常連は、サギ類(アマサギは見られず)、ケリ、ヒバリ、カルガモ など。当たり前の光景だが、ほっとする風景であった。
  • 帰りのバス時刻表で13時台が無く14時過ぎなので、案内では解散を14時 頃としたが、このところの猛暑による熱中症を懸念して例会を午前中で切り上げ た。
  • 暑い中、参加された熱い皆さん、お疲れ様でした。
  • 担当者 : 西迫、坪内、芝原              写真 : 杭田
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2022年5月29日(日)/石山・国分里山探鳥会参加者数:17名/見聞鳥数:25種
  • 好天に恵まれたとは言え5月としては記録的な暑さの中、3年振りの開催でした。
  • 住宅地からスタートして途中の池でカワセミやカイツブリなど見た後、鳥たちの生活を脅かさないように注意しながら、ゆっくりめの歩調で里山の探鳥に臨みました。
  • ウグイスの大きな囀りに混ざるサンコウチョウの声を聴き漏らさないよう、更には華麗な姿を見逃さないよう、特に往路は気持ちを集中して進みました。
  • 昼の時点ではサンコウチョウの声を聴けた人とそうでない人に分かれましたが、帰路の終盤、全員で声を聴く事ができました。運よく姿を見た方もおられましたが一瞬だったそうで、今年も“声はすれども姿は…”で終わったようです。
  • 他の夏鳥もなかなか姿を見せてはくれず、予定時刻より早めにバス停に戻りました。
  • 周辺の開発が進む中でも大きく環境が変わった様子は感じられず、身近な自然を満喫できました。
  • 担当者 : 手嶋、森(一)、西迫              写真 : 西迫
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2022年5月22日(日)/山科毘沙門堂探鳥会参加者数:23名/見聞鳥数:20種
  • 近くのビル屋上のイソヒヨドリを見つつJR駅前集合場所を出発。
  • 洛東高校脇広場でのミーティング後、しばらくして疎水水際でハクセキレイの幼鳥数羽がチョコチョコ餌を拾っているのを見ながら毘沙門堂へ。
  • トイレ休憩の後、川沿いを進み民家横を過ぎたあたりからキビタキやセンダイムシクイなどの囀りが遠く聞こえる様になり、 鳥を探しつつ更に杉林に入って、皆さん期待のオオルリの囀りが聞こえて来ました、みんなで探したところ頭上の杉の木の枝にとまっているオオルリの姿を見る事が出来ました。
  • その後ヂィ、ヂィと聴きなれない声の先にミソサザイと思われる鳥が枝にとまっていましたが、 すぐにブッシュに降りましたが同種と思われる数羽が左右にせわしく鳴きながら移動していた為特定は出来ませんでした。
  • キビタキの囀りはあちこちで聞こえていましたが残念出会うことは出来ませんでした。
  • 取り合わせの時にもミソサザイかヤブサメかムシクイなのかどうか、カメラの映像での確定も出来ませんでしたが、 帰宅後ユーチュウブのミソサザイ時鳴きで検索確認したところ鳴き声、行動パターン共に私が現地で見た鳥はミソサザイと思いましたが、皆さん如何でしょうか?
  • 担当者 : 森(昭)、前田              写真 : 杭田
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2022年5月18日(水)/京都御苑探鳥会参加者数:19名/見聞鳥数:17種
  • 久し振りに朝からすっきり晴れ渡った青空の下、新緑の中での探鳥を楽しみました。 始まって直ぐに、イカルが7〜8羽、嘴の端を赤く染めて夢中でサクランボを啄ばんでいました。 人間には硬く小さ過ぎるサクランボですが、鳥にはご馳走のようです。
  • 母と子の森の横の繁みからキビタキの澄んだ声が響き渡ってきました。 なかなか姿を見つけられませんでしたが、見ることのできた幸運な方もおられました。
  • 中山邸跡付近で2羽のコゲラの幼鳥が地上1メートル位のところを乱れ飛んでいました。 若干、小さめの体で、人を恐れる風もなくいつまでも同じ動きを楽しんでいるようでした。
  • その横の枝では、茶色と灰色の幼羽がフワフワのヤマガラの幼鳥が、翼をばたつかせて 親鳥に餌をねだるような格好をしているものや、自分で虫を捕まえようとするものもいました。
  • まだネクタイが殆ど見られないシジュウカラの幼鳥や、羽色の薄いスズメの幼鳥も沢山観られました。 親鳥の気持ちを察し、なるべく早くその場を通り過ぎましたが、印象に残る場面でした。
  • 最後に九条池でカワセミが何回もダイビングする姿が観られて、暑さを忘れるひと時でした。 この日は予想最高気温が28℃となっていました。
  • 担当者 : 木村、吉原              写真 : 杭田
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2022年5月15日(日)/比叡山探鳥会参加者数:13名/見聞鳥数:30種
  • 鷺森神社辺りから、キビタキの囀りが聞こえ始める。林道に入ると、ヤブサメやセンダイムシクイなどの夏鳥の囀りが聞こえる。
  • 比叡山の稜線へ出ると、ツツドリやオオルリの声が聞こえ始めた。
  • キビタキの数は多いが、残念ながら姿を見ることはできなかった。
  • 特Aとは気づかず参加されたため、ケーブル比叡駅でリタイヤされた方がいた。
  • ほぼ満開状態のツツジを見ながら、つつじヶ丘で昼食を採る。開けたスキー場跡でウグイスやヒガラが囀り、イワツバメが飛翔する。
  • 水飲退陣跡からは梅谷へのコースを取り、そこでオオルリの姿を見ることができた。
  • 担当者 : 大住、神谷、綾本
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2022年5月7(土)〜8日(日)/大山・米子探鳥バスツアー参加者数:25名/見聞鳥数:63種
  • 7日は、鳥取支部の方3名の案内で大山寺から寂静山を回るコースを探鳥した。
  • 新緑に覆われて、鳥の姿を見ることは難しかったが、アオゲラ、アカゲラ、ヒガラ、ゴジュウカラ、キビタキ、オオルリの声を聴きながら歩いた。
  • 後半にキビタキの姿をほぼ全員で姿を見ることができた。 
  • 翌朝は5時前から前日に教えていただいたジョウビタキのソングポストから大山寺山門まで同じコースを歩き、大山寺橋に戻って阿弥陀堂までの往復をした。
  • ジョウビタキの営巣場所と姿はゆっくり見ることができたが、囀ってはくれなかった。
  • しかし、御幸参道本通り周辺でもアオゲラ、アカゲラが営巣しているような大木と巣穴があり、 声だけでなく姿も見ることができ、大山寺橋付近でミソサザイの声、 大山寺山門までのコースと阿弥陀堂の往復では、ツツドリ、キビタキ、オオルリ、ヒガラ、ソウシチョウの声がかなり近くから良く聞こえてきた。
  • また、昨日の逆コースを歩いたグループは、センダイムシクイ、ヤブサメ、それにジョウビタキのさえずりも聞いて録音もできたそうだ。
  • 大山寺橋から青空にはえる大山全体の姿とイワツバメが飛び交う眺めは中々のものだった。
  • 次に向かった米子水鳥公園にでは、セイタカシギ10羽余りとハマシギ、トウネン、ソリハシシギ、コチドリが迎えてくれただけでなく、 チョウゲンボウ、ハイタカsp、ミサゴまで現れ、館長に施設内外の案内と説明までしていただけた。
  • コロナ禍により、3年ぶりの泊を伴う探鳥ツアーだったが、好天にも恵まれ参加者全員に満足して頂けたようだ。
  • 担当者 : 坂根、坪内、前田、西迫              写真 : 杭田
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2022年4月24日(日)/大阪南港野鳥園探鳥会参加者数:10名/見聞鳥数:36種
  • 雨天決行で開催したので参加者があるかどうか心配でしたが、10名の参加がありました。
  • 集合場所から傘をさして野鳥園に向かうと野鳥園付近でオオルリを発見。少雨でしたので雨を気にせずに双眼鏡を使えました。
  • 主な観察場所である展望塔と北観察所のどちらも屋根があるため雨も関係なく観察でき、しかも、少雨であったので鳥の活動にも大きな影響がなかったようでした。
  • また、カメラマンや探鳥者が少なく展望塔でもかなり自由に観察できました。
  • 展望塔に到着早々、中州の水際に繁殖羽になったきれいなメダイチドリとチュウシャクシギが結構たくさんいて、 チュウシャクシギの中にオグロシギとオオソリハシシギが1羽ずつ少しの間姿を見せてくれました。
  • コチドリ、シロチドリは少なく、カモ類はほとんど渡ってしまったのか、コガモ、マガモ、ホシハジロがほんの少し残っている程度でした。
  • 昼近くに北観察所に移動する途中で、センダイムシクイの声を聴き、北観察所では貸切状態でチュウシャクシギの声を聴きながら弁当。
  • また、展望塔に戻る途中でオオルリ2羽をゆっくり観察でき、展望塔では、繁殖羽になったトウネンが目を楽しませてくれ、ソリハシシギも姿を見せてくれました。
  • しかし、チュウシャクシギとトウネンの中に片足でホッピングするように移動していたものがいて、無事にロシアまでたどり着けて繁殖できるか心配です。 放置された釣り糸が絡んで片足をなくすケースが多いため、釣り好きの人たちにはこうした実態を知ってほしいと思いました。
  • 担当者 : 坂根、西迫、前田              写真 : 杭田
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2022年4月20日(水)/植物園・賀茂川府民探鳥会参加者数:22名/見聞鳥数:32種
  • 二日続きの快晴。日差しの下では暑いぐらいのスタートでした。
  • 枝垂桜は散りましたが、新緑の美しさは頂点に達しています。シャクナゲ、ツツジ、ボタン等が咲き誇っています。
  • 「くすの木並木」「大芝生地」でシロハラ、ツグミが帰り支度を急いでいます。
  • 「植物生態園」では、シジュウカラ、コゲラ、ヤマガラ等が見られました。しかし、意外に静かでした。昨年はクロツグミ、イカルの大合唱だったのに。 夏鳥はもう通過したのか、快晴が続いたからか。目下子育て中なのかエナガ、カワセミも見られません。
  • 半木神社は春の例大祭の準備中でした。園内ではアオジ、コシアカツバメを見た人がいました。
  • 賀茂川ではヒドリガモ、コガモ、キンクロハジロが少数残っており、日向でぐったりしているものもいます。コチドリもいました。
  • 花と新緑と野鳥の半日となりました。12時前の「鳥あわせ」の時には、27℃に近づいていました。
  • 担当者 : 吉原、木村              写真 : 杭田
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2022年4月17日(日)/大宮谷林道(比叡山)探鳥会参加者数:15名/見聞鳥数:25種
  • 朝は冷え込んだのですが、徐々に気温も上がり快晴の中、気持ちよく探鳥会を行いました。
  • 日吉大社の参道には、まだしだれ桜が咲いており、季節の移り変わりが遅れているようです。
  • メジロのさえずりは聞こえてくるものの、夏鳥のオオルリの鳴き声や姿が見られません。
  • しばらく歩くと、あちこちからセンダイムシクイのさえずりが聞こえ、なんとかオオルリの姿も見つけることが出来ました。
  • またミソサザイがせわしなくさえずる姿をみんなで観察しました。
  • 昼食時には、横川中堂の屋根に美しいキセキレイを見ながら食べました。
  • 長距離の工程、大変お疲れ様でした。これからを期待しましょう。
  • 担当者 : 土橋、手嶋、芝原              写真 : 杭田
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2022年4月10日(日)/安曇川河口探鳥会参加者数:24名/見聞鳥数:46種
  • 比良や湖北の山々の頂付近に雪が残っているが、平地では桜が満開でした。安曇川駅のガード下では今年もイワツバメが営巣していました。
  • 満員のバスを藤江で下車して松ノ木内湖に出ましたが、鴨類は見当たらずオオバンのほかには、カラスやトビの巣が目立ちました。
  • 今在家の漁港外では煌めく逆光の中、多くのオオバンとキンクロハジロ、夏羽のカンムリカイツブリが浮かんでいましたが、 夏羽だったり未だ冬羽のユリカモメも混じっていました。
  • 漁港から園地に向かう途中、木立にコムクドリを見つけ必死に姿を求めました。 ところが、金丸橋を過ぎたところの開けた林でコムクドリの群れが餌を求めて盛んに枝移りしていました。探鳥の一行はしばし立ち止まって観察に勤しみました。
  • 安曇川や湖岸の岸辺の木立は伐採され、安曇川河畔はコンクリート化護岸工事中で小鳥たちが隠れたり餌取りする草地はスカスカでした。 一方、以前探鳥コースとしていた安曇川土手沿いの桜も安曇川園地の桜も満開でした。
  • 河口沖合の中州に居たオグロシギやチドリを皆で種名特定しました。
  • 季節の移ろいを感じる物として、トビやカラスの巣、渡り途中のコムクドリ、夏の装いのカンムリカイツブリやユリカモメ、ウグイス、メジロやシジュウカラの囀り、 キジの一声、イワツバメ、ツバメ、コチドリ等夏鳥の訪れ、鴨たちの減少です。
  • この辺りでは冬鳥であるツグミ、シロハラは未だ居ました。
  • 安曇川河口を探鳥当初見た記憶の無いイソヒヨドリやミサゴも普通の光景となりました。
  • 初夏を思わせる陽気に世間は桜の花見の話題で満開でしょうが、探鳥の一行は鳥の話題で満開の一日でした。
  • 担当者 : 西迫、坪内              写真 : 杭田
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2022年3月27日(日)/飛鳥・キトラ古墳探鳥会参加者数:21名/見聞鳥数:33種
  • 雨の予報が続いていたが、当日は気温も上がり、日に当たると暑いくらいの天気だった。
  • 飛鳥駅の駅舎やその周辺でイソヒヨドリのさえずりを聞きながら出発した。
  • 飛鳥歴史公園館まではほとんど鳥に出会えなかったが、そこでの休憩中にミサゴがゆっくりと飛んだ。
  • さらに先へ高松塚古墳に移動すると、展望台でカラ類の鳴き声を聞きながら良い景色を眺めた。
  • さらに南へ進むと、キジの鳴き声があちらこちらから聞こえ、ペアと思われる餌を探している個体をゆっくり観察することもできた。
  • 途中遠くの山際でタカ類が飛んでいることを確認するも、ノスリのみの確認で、それ以外の個体は同定できなかった。
  • 高松塚古墳から離れるときに、近くでサシバの飛翔を確認できた。
  • そこから昼食場所の四神の広場まではニュウナイスズメをゆっくりと観察できた。
  • 昼食後、ハイタカがゆっくりと真上上空を飛翔し、最後に住宅街入口で先頭数人が、ジョウビタキのメスを確認して、予定時間よりも40分ほど前に解散となった。
  • 初めての探鳥地で、どのような鳥を観察できるか不安ではあったが、長閑な田園地帯でゆっくりと様々な鳥を観察できた。
  • 種類や個体数は時期的なものもあるのだろうが、ルートに関しては十分で、もう少し遠回りして池周辺や山周辺を散策しても良さそうだと感じた。
  • 担当者 : 綾本              写真 : 杭田
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2022年3月10日(木)/宇治・大吉山探鳥会参加者数:24名/見聞鳥数:38種
  • 春の陽気の中でのんびり探鳥が出来ました。宇治川右岸を太閤堤跡まで往復の後、行程を少し変更して花の寺「恵心院」に寄り道。その後に宇治神社と大吉山を往復しました。
  • 宇治川は水量が多く、キンクロハジロやオオバンが下流に流されては飛んで上流に戻る姿がよく見られました。
  • 中州の河原には休憩中のコガモたちが。イソシギやセキレイ類は動き回っていました。
  • 4日前の下見では沢山居たホシハジロが少しだけになっていました。
  • 大吉山の登り口ではヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、コゲラ、イカル、ウグイスなどの声がにぎやかでしたが、途中は静か。
  • 後ろにいた人たちは数羽のクロジを見たそうです。展望台では水場に来たクロジをゆっくり観察でき、 手のひらに載せたエゴノキの実を食べに来るヤマガラを楽しみました。
  • クロジの個体数は多いように思いました。(ソウシチョウが増えていました!)
  • 担当者 : 坪内、神谷             写真 : 杭田
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2022年3月6日(日)/亀岡・池尻探鳥会参加者数:12名/見聞鳥数:45種
  • 千代川駅に向かう電車の窓から田圃にいるコウノトリを見たという会話で探鳥会が始まりました。
  • 月読橋から川原のオオジュリンやアオジを観察していると2羽のコウノトリが舞って南下し、更にツバメの小群が頭上を通り過ぎて北上、 例年より早い出会いに驚きました。
  • 桂川沿いの川原の枯れたススキ群、ヤブガラシかクズのような蔓性の植物に絡められて枯れてボコボコと小山のようになったところにオオジュリン、 ホオジロ、カワラヒワ、アオジ、メジロなどが見え隠れして飛び回っていました。
  • キジの鳴き声が聞こえてしばらくするとその小山の上にオスのきれいなキジが現れました。
  • ホオジロやウグイスのさえずりはじめの声を聞きながら歩くと川辺にイカルチドリ、前方の枯れ木にイカルの小群が止まっていました。
  • 日差しがあるかと思うと曇って寒風が吹き小雨が降る天気の繰り返しの中、 馬路の田圃を越えて池尻に着くと下池に渡り初めのカモ類(マガモとカルガモが多く、コガモ、ヨシガモ、ハシビロガモ、ヒドリガモなど)がゆっくり泳ぎ、 堤に上がって休んでいる者もいました。
  • キンクロハジロとオオバンが例年より少ないのが気になりました。
  • 「なごみの里」で昼食休憩後、池尻で見落とした鳥がいないか探していると上空にミサゴが飛んでくれました。
  • 担当者 : 坂根              写真 : 杭田
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2022年2月27日(日)/桂川 松尾橋探鳥会参加者数:15名/見聞鳥数:41種
  • 新型コロナウイルス感染症蔓延によりクリーン大作戦が中止になり、西芳寺川までの短縮コースでの探鳥会とした。
  • 出発時、時雨たが、松尾橋の下で雨宿り中、チョウゲンボウが杉のてっぺんに止まり、運よく観察できた。
  • 河原からは、イカルチドリの鳴き声がよく聞こえ、早くも繁殖期に入っているようであった。
  • ハクセキレイが川面を飛び上っては下に降りるフライングキャッチを繰り返していた。
  • ジョウビタキも同様の行動をしており、川面には浮遊性昆虫が多いことを伺い知った。
  • モズも時折、同じように急上昇しては急降下していた。モズが浮遊性昆虫を食べるのか?この様なモズの行動を見るのは初めてであった。
  • 上空にはイワツバメが飛び交っていた。採餌していると思われる。
  • カシラダカが見られ、今年もベニマシコをじっくりと観察した。
  • カモ類は非常に少なく、オオバンが多いことが目立った。
  • チョウゲンボウが河原上を飛んだ時、イカルチドリの声が大きく響き、互いに危険信号を発していると思われた。
  • 川辺まで降りて木々に絡まっているプラスチックゴミの多さを見た。
  • マイクロプラスチックは有害物質を吸着して魚などの身体に入り、やがては有害物質が人間の体内で蓄積され高濃度となり影響が出てくる。
  • クリーン大作戦での清掃も大切だが、プラスチックの使用を減らすことが根本的な解決策である。
  • 担当者 : 木村、明石、森(一)(報告)              写真 : 杭田
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2022年2月20日(日)/太陽が丘府民探鳥会参加者数:22名/見聞鳥数:29種
  • 昨日の雨もやみ、雲は多いものの時々晴れ間も広がる天気になりました。
  • 調整池に向かう途中で、メジロ、シロハラ、ヒヨドリなどに出会い、きれいなホオジロが木の枝に止まっているのが見られました。 先頭にいた人たちはトラツグミが飛んで逃げるのを見ました。
  • 調整池にはコガモ、マガモ、カイツブリなどがいましたが、カモ類は少なくなっていました。カワウは春らしく繁殖羽が増えていました。
  • 調整池から公園に戻る途中でツグミとトラツグミがいるのが見つかり、ゆっくりと観察しました。
  • 公園内ではアオジやシジュウカラ、エナガなどと待望のルリビタキがやっと見られました。
  • トラツグミは3か所で見られ、初めて見た方は満足されていました。
  • 昼前に鳥合わせをして解散しました。
  • 担当者 : 前田、綾本、神谷、坪内、森(昭)              写真 : 杭田
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2022年2月10日(木)/草内・木津川探鳥会参加者数:13名/見聞鳥数:44種
  • 天気予報に反して、薄曇りで比較的穏やかな日和での探鳥会になりました。
  • 普賢寺川沿いでアオジやバンを見ているとタゲリの群れが上空を通り過ぎてため池に降りました。
  • しかし、ため池に到着すると、残念ながら、我々の出現に驚いてか、タゲリの群れが飛び去ったが、 期待通りのタシギ、タヒバリ、イカルチドリのほか、クサシギが見られました。
  • 幸いなことに、近くの田圃に降りたタゲリもゆっくり観察できました。
  • 休耕田の背の高い枯草や枯れ木に目をやるとホオジロ、カシラダカが飛び交い、 畑の青菜の上に2,3羽のホオアカがゆっくり何か食べているようでした。
  • 山城大橋のたもとでのお弁当休憩の前後に、枯れ木に白くきれいなノスリが止まっていて、 木津川の水際で再度クサシギに出会えました。
  • 堤防を新田辺に向けて歩くと電柱の上にチョウゲンボウの雄と雌、堤防下の草藪の手前にハチジョウツグミ、 土手にビンズイが見られ、堤防をはずれ馬坂川沿いを歩くと、コガモ、オオバンがいて、 カワセミが何度もダイビングを繰り返していました。
  • 更に、再度タシギ数羽がこの用水路のような馬坂川で採餌している姿に出会いました。
  • かなり長い距離を歩きましたが、所どころで普段出会うことが少ない鳥が出現して、 疲れることなく満足できる探鳥会になりました。
  • 担当者 : 坂根              写真 : 杭田
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2022年1月30日(日)/京都御苑探鳥会参加者数:18名/見聞鳥数:25種
  • 御苑西側を南下するコースですが、逆光のため少し見えにくさがありました。
  • 中立売休憩所辺りではアトリの小さな群れが、出水東側の広場ではビンズイが数羽見られました。
  • 閑院宮邸跡の池ではカワセミを、またキセキレイも見られました。
  • 今年はいくつかの場所で、トラツグミが入っているとの情報もありましたが、今回は残念ながら出会えませんでした。
  • 御苑内では早咲きのサクラ、ウメ、ロウバイが咲き始め、季節は春へと向かっています。  コロナウィルス感染の終息を願うばかりです。
  • 短時間のショートコースでしたが、個体数は少ないものの、25種の野鳥を確認出来ました。
  • 担当者 : 土橋、吉原、森(一)              写真 : 杭田
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2022年1月23日(日)/三島池探鳥会参加者数:11名/見聞鳥数:37種
  • 山巓を雪に覆われた伊吹が東海道新幹線の向こうにどっしりと控えていた。車道や集落の生活道路以外は田圃一面などが雪に埋まっていた。
  • 探鳥中は雨雪とも降らず絶好の探鳥日和の筈が、慣れない雪道に用心したり、マスク装着のため眼鏡や双眼鏡の鏡面が曇ってなんとももどかしかった。
  • 天野川にはカルガモの群れに交じってヨシガモ、雪に混じってセグロセキレイ、草むらに混じってタシギ。
  • 途中やグリーンパーク山東の木立にエナガ、メジロ、シジュウカラの混群(エナガが卓越)。
  • 三島池も水面の半分ほどが氷結し、陸鴨たちが水際に並んでいた。凍っていない水面に餌をまくとヒドリガモを筆頭にオナガガモなど群がってきた。
  • 曽てカワウのコロニーが形成されていた中之島は立木が伐採され何も見当たらなかった。
  • 至って白い猛禽と見まごうトビに見とれた。これぞ雪国の探鳥だと思った1日だった。
  • 担当者 : 西迫、手嶋              写真 : 杭田
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2022年1月16日(日)/平城宮跡・池巡り探鳥会参加者数:32名/見聞鳥数:43種
  • 朝の冷え込みは厳しかったものの風も穏やかな冬晴れの中、朝の集会を終え早速出発しました。
  • 下見の時には小鳥達の数・種類とも少なく、ただ佐紀池には多くのミコアイサがいましたので、 今回の探鳥会ではミコアイサ♂の1年目冬(早期)やエクリプスと生殖羽との違いや、♀冬羽との違いを時間をかけて観察してもらう事としました。
  • 水上池に向かう途中殆んど小鳥達に会えませんでしたが水上池南側では数は少なかったのですが、 キンクロハジロ・ハシビロガモ・ホオジロガモ等のカモ達は居りましたが、釣り人が居たせいかオシドリは例年に比べ警戒しているのか数も少なく、 木の枝や葦に姿を隠していました。
  • 北側では多くのマガモやオシドリ♂・♀等をを見る事が出来ました。
  • 池を過ぎ林の中の小道ではジョウビタキ・カシラダカ・エナガ・コゲラ等色々な小鳥に会うことが出ました。
  • 先頭集団とはぐれた人達がアリスイを見たとのことで食後アリスイを見られなかった皆さんの要望により探鳥コース変更し水上池近くまで戻り、 皆んなで探したところ刈り込まれた草原の中のアリスイを見つけ殆んどの人が見るが出来感激!! コース変更正解。
  • 何故か今回はヒドリガモを見ることが出来ませんでしたが、穏やかなお天気にも恵まれオオタカ・ハイタカ・チョウゲンボウ・ミサゴ等のタカ類も出てくれました。
  • 報告 : 森昭雄              写真 : 杭田
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2022年1月9日(日)/新春植物園・賀茂川探鳥会参加者数:51名/見聞鳥数:46種
  • 2年ぶりの新春植物園・賀茂川探鳥会は、晴天と穏やかな日差しに恵まれた探鳥会になりました。
  • しかし、新型コロナ感染症のオミクロン株が蔓延する兆しがあるためか、参加者は51名とやや低調でした。
  • 新春のあいさつの後、自由に園内を歩き始めると、くすの木並木でイカルの群れがキュルキュルと鳴きながら食事、シロハラも柿の実を食べていました。
  • アジサイ園では多数に見られている中、コサギが悠々と水浴びをはじめました。
  • 生態園に入るとウグイスの地鳴きが聞こえ、アトリの群れの中にきれいな繁殖羽になったカワラヒワがいて、エナガ、ヤマガラなどのカラ類がやってきました。
  • その他、カラスの群れに追われて逃げるフクロウの珍しい光景に出会ったり、トラツグミやオオタカ、ミヤマホオジロを見た人もいました。
  • 賀茂川に出ると最近では珍しくなったユリカモメにオナガガモ、ヒドリガモなどのカモ類やカワセミに出会い、イソシギが何度か姿を見せてくれました。
  • 鳥合わせのころには、繁殖羽になったカワアイサのエサ取りやセキレイが波打って水面を飛んでエサ取りをしていました。
  • また、当日はNHKの取材があり、お昼のテレビで探鳥会の様子が紹介されました。
  • 担当 : 坂根、他全幹事              写真 : 杭田
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