京都野鳥の会 探鳥会の記録 2025年


2025年3月9日(日)/伊庭内湖探鳥会参加者数:17名/見聞鳥数:38種
  • お昼に立ち寄る予定だった水車公園(カヌーランド)が改修工事中であると下見の際に分かった為、 行程を短縮して能登川駅に戻る“半日コース”に変更しての開催となりました。
  • 出発してすぐ、街中を流れる川でカワセミが登場。幸先の良さを感じてスタートしたものの視界の開けた農耕地では鳥の姿が乏しく、 アオサギでおなじみの大濱神社から水郷の面影を残す町並みを抜け、目的地の伊庭内湖を目指します。
  • ところが強風の影響もあってか伊庭内湖でも鳥の姿はあまりなく、湖面も寂しい印象でした。特にカモ類の個体数が少なくて、 例年だと群れているオオバンなども数えるほど。
  • ちょっと物足りない気分の中で帰りの時間が迫ってきた矢先、 木の枝にジッととまっているサギをジュニアの会員さんが見つけてくれて、全員が時間を忘れて見入る事ができました。
  • 帰り道ではチョウゲンボウが至近距離で華麗なホバリングなど披露してくれ、ビンズイの姿を見た人も。 まさに「終わり良ければ…」で幕を閉じた探鳥会でした。
  • 来年はまた水車公園まで足を延ばす行程に戻し、更に多くの鳥達との出会いに期待したいです。 強風の中、予定した時間通りにしっかりと歩いてくださった皆様、本当にお疲れ様でした!
  • 担当 :  手嶋、西迫         
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・山崎)
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    (撮影・山崎)
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    (撮影・山崎)

2025年3月5日(水)/鴨川探鳥会参加者数:6名/見聞鳥数:33種
  • 曇り空の中、七条大橋東詰北側から鴨川の方を見ると、鴨川はここ数日の降雨の影響で水量は多かったのですが、 キンクロハジロ♀(嘴の付け根が白いタイプ)、ホシハジロ♀、マガモが泳いでおり、カワアイサが盛んに川に潜っていました。 また、鴨川の上方を数羽のユリカモメが飛び交いました。
  • 川岸の道を上流に向かって歩くと、岸辺の草地付近にアオサギ、コサギ、カルガモ、マガモ、コガモ、オナガガモ、オカヨシガモなどがおりました。 また草地ではヒドリガモ、オオバンが草を食べておりました。
  • しばらく行くと、本流をキンクロハジロが泳いでいました。また、川の中の小島を拠点にしてハクセキレイが飛んで、虫を捕えていました。
  • 四条大橋が近くなると雨が降り出して、傘を差しながらの探鳥となりました。
  • 三条大橋付近の川の土手にイソシギが飛んで来て餌を探していました。また、ホシハジロが休む砂利の中州にキセキレイが飛んできました。
  • 御池大橋を超えたところで、ジョウビタキが小枝を飛び移り、鴨川をカンムリカイツブリが泳いでいました。
  • 芝生の段の上でイソヒヨドリがしばらくじっとしていました。
  • 夷川(放水口)の橋を渡ると、対岸の芝生にツグミがいました。
  • やがて丸太町橋に到着したので、雨を避けて橋の下で鳥合わせを行いました。
  • 担当 :  山崎、森(一)、坪内、東端    写真 : 山崎          
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2025年2月23日(日)/桂川流域クリーン大作戦と探鳥会参加者数:14名/見聞鳥数:34種
  • 晴れて風のない天気になり、クリーン活動には良い条件になりました。
  • 例年に比べて草丈が短いためゴミがよく見え、清掃活動が順調に進みました。
  • 堤防に捨てられたゴミが、下の草地にたまっていました。ペットボトル、タバコの吸い殻などが目立ちました。
  • 活動の区域を越えて清掃活動を行った方があり、セイタカシギ、アオアシシギを見つけることができました。
  • このコースでは初めてのオシドリとキジを観察しました。
  • モズの個体数が多く、密な状態であったことが今回の特徴でした。
  • ヒヨドリが白菜を食べに降りていました。
  • オオバン以外の個体数は少ない状況でした。
  • 松尾橋付近の樹木が伐採され、土砂も撤去されており、野鳥の生育場所としての環境が悪化していました。今後の回復が待たれます。
  • 鳥合わせでホオジロガモをあげていましたが、後刻写真で確認するとキンクロハジロと連絡があり、見聞鳥から除外しました。    
  • 担当 :  芝原 森(一)(報告)         
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    (撮影・芝原)
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    (撮影・芝原)
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    (撮影・芝原)
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・山崎)
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    (撮影・山崎)
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    (撮影・山崎)

2025年2月16日(日)/太陽が丘府民探鳥会参加者数:19名/見聞鳥数:25種
  • 昨日の雨もやみ、雲は多いものの時々晴れ間も広がる天気になりました。
  • 調整池に向かう途中で、メジロ、シロハラ、ヒヨドリなどに出会いました。
  • 調整池にはコガモ、マガモ、カイツブリ、ヒドリガモ、キンクロハジロなどがいまし たが、数は少なくなかったです。
  • 調整池から公園に戻りトラツグミがいるのが見つかり、観察しました。
  • ふれあいの森ではアトリ、モズ、ツグミなどが見られました。
  • メジロとシロハラはたくさんさんいましたがその他の鳥は少なかったです。
  • 担当 :  神谷、坪内、前田、綾本、森(昭)         
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・山崎)
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    (撮影・山崎)
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・山崎)
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・山崎)

2025年2月9日(日)/京都御苑探鳥会参加者数:14名/見聞鳥数:24種
  • 朝起きると道路一面、真っ白でした。数日前から、今季一番の寒気が続いています。
  • 雪が舞う中での出発となりましたが、時折晴れ間も覗きました。
  • 早々にツグミ、ジョウビタキが姿を見せてくれました。寒さのためか、スズメもふっくらとして見えます。
  • 賀陽宮邸跡付近では、綺麗なルリビタキの雄をじっくりと見ることが出来ました。
  • ビンズイやアトリの小さな群れも観察しました。(何を食べていたのでしょうか?)
  • いつもと違った雪景色の御苑を楽しみながらの探鳥会でした。
  • 解散後、令和7年総会へ向かいました。
  • 担当 :  土橋、森(一)         
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・山崎)
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    (撮影・山崎)
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    (撮影・山崎)

2025年2月6日(木)/宇治川・大吉山探鳥会参加者数:7名/見聞鳥数:34種
  • 今季最強・最長の寒波が日本列島を覆っているので寒さの覚悟はしていたものの、冷たく強い西風は骨身に染みるほどでした!
  • 手袋の中の指がかじかんで、極寒を体験する探鳥会でした。
  • このような気象の中でイワツバメの集団が上空と水面を活発に飛翔する姿は圧巻なり。コシアカツバメが1羽混じっているのが確認できました。
  • 川の中ではキンクロハジロ、ホシハジロ、オオバンが繰り返し上流に向かって飛んで戻る様子が見られました。
  • 大吉山は2週間前から通行禁止で伐採作業が行われていたので、どんな環境になっているのか心配でした。
  • 展望台から宇治川や平等院鳳凰堂の景色がよく見えるように伐採されていました!クロジやアオジは戻ってくるだろうか・・・?
  • ヤマガラは元気でした。たくさん居ました。登山者がピーナツを掌に載せて差し出すと、すぐに飛んで来ました。
  • 野鳥の水場は凍り付き、気温は1℃でした。
  • 担当 :  坪内、太田         
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・山崎)
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・山崎)
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    (撮影・山崎)

2025年2月2日(日)/木ノ浜探鳥会参加者数:9名/見聞鳥数:47種
  • 昨夜来の雨が上がり、一日中曇り空なるも風が穏やかな探鳥日和であった。
  • 遙か彼方まで視界を遮る物が無かったためか、電柱の上にとまっているものに目が行った。チョウゲンボウとノスリを確認できた。
  • また、田圃に降りているカラスの群れの中にミヤマガラスがいた。 何カ所かでトラクターが田起こしをしていたが、一瞬舞い上がったタゲリや、トラクターにまとわりつくアオサギ、ダイサギやハクセキレイもいた。
  • 耕された田圃に散らばった群れのカワラヒワは鮮やかな色合いであった。
  • 葭原上空を滑空するチュウヒを見た後、横断歩道で湖岸道路を渡って昼食地とした木ノ浜園地沖の琵琶湖には多くのカモが浮かんでいた。
  • 昼食後は先程の横断歩道を渡り直して、木ノ浜内湖と水路、ゴルフ場を横目に見て免許センターを目指した。 この辺りでは、隠れたり出たりするバン、杭の上からダイビングするカワセミ、ミサゴ、ハヤブサに目が行った。
  • かなり長距離の行程に、参加された皆さん、お疲れ様でした。
  • 担当 :  西迫、森(一)         
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・山崎)
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    (撮影・山崎)
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    (撮影・山崎)
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    (撮影・山崎)

2025年1月22日(水)/平城宮跡・池巡り探鳥会参加者数:19名/見聞鳥数:50種
  • 朝のミーティング場所では数多くのメジロが採餌?の為か樹木から飛び出しては 舞い戻りをくりかえしていました。
  • 佐紀池ではミコアイサ♂♀・カワセミの他、 数多くはかったがマガモ・カルガモ・カイツブリ・ハシビロガモ等が、
    その後道中 ではシメ・ジョウビタキ・モズを確認。
  • 水上池ではコガモ・カンムリカイツブリ・ カワウ等の他、遠くの岸近くにオシドリとトモエガモ5〜6羽を見る事が出来ました。
  • コナベ古墳からヒシアゲ古墳、ハジカミ池を周り再び水上池に戻る途中ではノスリ・ ハイタカ・オオタカ等の他
    アカハラ・アトリ・ベニマシコ・ウグイス等を大極殿西の 葦原ではアリスイには会えなかったが、
    待望のオオジュリンに出会うことができました。
  • 朝は冷え込みましたが昼頃には12度近く気温も上がり良いコンデションでの探鳥会でした。
  • 担当 :  森(昭)、太田     写真 : 山崎          
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2025年1月19日(日)/野洲川河口探鳥会参加者数:16名/見聞鳥数:55種
  • 瀬田川洗堰での水位が昨年−78cmに対し、今年−43cmであるので、野 洲川河口の環境は様変わりでした。すなわち、河口の干潟は無かった。 
  • 琵琶湖対岸の比良山系はしっかりと冠雪していたが、風がなく穏やかな探鳥日 和であった。まだ開花に早い菜の花畑の人出が多く、釣り人も散歩者も多かった。
  • 探鳥時間を稼ぐため下車するバス停を案内より一つ先の琵琶湖大橋東詰とした。 朝の挨拶の前にノスリ登場と幸先良く始まった。琵琶湖大橋近くの入江に昨年い たゴイサギは今年は見られなかった。
  • 湖畔の灌木や薮にはウグイス、メジロ、ジョウビタキ、ヒヨドリなど小鳥類が 飛び交っていた。鴨類は一通り見聞できたが、数は少なかった。昨年見られた野 洲川河口沖合の干潟は今年は無かった。
  • 野洲川の河川敷も中州も雑木が伐採され環境が単調になった。丈の高い草地に ホオジロ、ベニマシコ、ツグミ、中州の砂地にタヒバリ、イカルチドリがいた。 空にはハイイロチュウヒ、ミサゴが舞い、神社の木立にハシボソガラスに交じっ てミヤマガラスもいた。
  • 今年も野洲川歴史公園サッカー場バス停の出発時刻に何とか間に合う羽目にな った。参加された皆さん、お疲れ様でした。今年も帰りのバスの時刻に余裕が無 かった事は道中の鳥たちに免じてご容赦よりください。
  • 担当 :  西迫、芝原         
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・芝原)
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・山崎)
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    (撮影・山崎)
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    (撮影・芝原)
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    (撮影・山崎)
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    (撮影・芝原)

2025年1月12日(日)/服部緑地公園探鳥会参加者数:16名/見聞鳥数:42種
  • 朝、雨が降っていたため参加を躊躇しながら参加された方が多いでしたが、集合時には青空が広がりました。
  • 公園入口の川にハクセキレイ、キセキレイ、ジョウビタキが見られ、幸先の良いスタートとなりました。
  • 花が咲き始めたビワの木があり、多数のメジロが蜜を吸いに来ており、鳴き声が響いていました。
  • 池にはミコアイサがおり、カワセミも近寄って来て美しい姿を楽しみました。
  • タイワンフウの大木にたくさんの実がぶら下がっており、数羽のカワラヒワが餌を採っていました。
  • 細い水路のある道に行くと、ヤマガラ、シロハラ、アオジを見ることができました。
  • アオバト、オオタカを見つけていただきました。多くの目があると良いですね。
  • 池では、オオバン、コガモ、ヒドリガモ、バン、オナガガモを近距離で観察し、脚、嘴、羽の様子などを確認しました。
  • 木のベンチに座り、日光に当たりながら気持ちよく昼食を摂りました。
  • 最後の池でもミコアイサがおり、アオサギ、ゴイサギ、キンクロハジロ、ハシビロガモを観察しました。
  • 終盤にやっとツグミが見られました。冬鳥の少なさが気がかりでした。
  • 最後に、スコープで見ていると、1羽のトモエガモが横切りました。驚きました。
  • 担当 :  木村 森(一)(報告)     写真 : 山崎          
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2025年1月5日(日)/新春植物園・賀茂川探鳥会参加者数:50名/見聞鳥数:47種
  • 晴天の新春植物園・賀茂川探鳥会になりました。集合場所では、長年京都野鳥の会を支えてきていただいた方々、 普段の例会には足が遠のいていた方々にもお会いでき、新年の挨拶・近況など会話がはずみました。
  • 11時に賀茂川門前集合を決めて各自園内を自由に散策・探鳥を楽しんで頂きました。
  • 今年は、アオジ、アトリが比較的よくみられ、アオゲラ、アカゲラ、ルリビタキに出会えた方も居られました。
  • 賀茂川では、ここ数年非常に少なかったユリカモメの群れが見られ、 中には足環標識をつけた個体もいました。
  • ヒドリガモ、マガモなどのカモ類やセキレイ3種、サギ3種の他、カワセミ、イソシギ、イカルチドリなどの姿も見られました。
  • 鳥合わせの最中にハイタカが上空を舞いました。
  • 今年から、アクセスが容易な北山門に変更しましたが、混乱もなく参加者数は例年並みの50名でした。
  • 担当 :  坂根         
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・山崎)
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    (撮影・山崎)
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    (撮影・山崎)