99'4月6日 与那国島(後編)
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与那国3日目の朝を迎えて今日こそは、と意気込んで早朝から祖納をうろつく。しかし天気は快晴で鳥が新たに入ってきた様子はナッシング。しずかに一人涙を浮かべながら東崎へ・・・。
祖納の畑ではツバメチドリが5羽に増えていた。ちょっと鳥が増えてきてるかも、と期待しつつ岬の方まで行くと灯台付近でマミジロタヒバリが2羽いた。他にはミサゴやジョウビタキなんかを見たくらいで特記するようなものは見られなかった。シクシク。帰りには水田地帯でムラサキサギの幼鳥が2羽見られた。ツメナガセキレイも何羽か見たがこの時期はマミジロツメナガセキレイが比較的見やすい気がする。しかし田んぼにはシギの姿も少なく他の鳥も数がかなり少ない。
セイタカシギが12羽いた。昔は珍鳥だったのにねぇ。(どんだけ昔の話や!)
それから宿にいったん戻り朝食を食べてから100円バスで久部良へ。ミト池でキンクロハジロなどを見てから昨日ヤツガシラが居たところに向かってみたらやはり同じ場所にいた。そしてまた気付かずに飛ばしてしまった・・・。ゴメンナサイpartU。久部良のカレー屋さんでお昼を食べ、一服して店を出たら坂を下ったところの川にアオマダラウミヘビがいるのを発見。潮が引いた浅瀬に入り込んでいた。
当時からデジカメ持ってたら撮ったのになー。
比川のほうに向かって戻る途中、日陰で休憩してたらコホオアカが出てきた。そしてすぐ藪に入ってしまった。むきー!どいつもこいつもーっ!
ちなみに与那国にはクジャクが居るがこんなんが突然牧場とかに居たらノガンかと思ってビックリする。もともと学校飼育動物として飼われていたものだったらしいが台風で飼育小屋が壊れて見事にトンズラしたものが野外で繁殖しているという・・・。
満田原を通りかかると水田の上空にツバメの群れが飛び交っていて丹念にチェックしていくとヒメアマツバメとコシアカツバメが混じっていた。沖縄ではちょっと珍しいイワツバメも10羽以上混じっていた。比川にまた寄ってみたが昨日のヒレンジャクは見られなかった。どんどん鳥がいなくなる・・・。
祖納に帰ってからまたナンタ浜に行ったらまたオオメダイチドリもいたが今日のはまだ冬羽の個体だった。
結局今日も大物は出なかったのでリュウキュウコノハズクの声を聞きながら星空に向かって「神様、ボク泣いてもいい?」と呟くのだった・・・。(・・・あほ・・・?)
翌4月7日、泣き腫らした眼をこすりながら(寝すぎ?)早朝から出撃。与那国最終日となる今日、なんか見つけないと「季節はずし」が「鳥はずし」になっちゃう。きゃああ。それだけはゴメンだわっ。(なぜオカマ口調?)祖納の田んぼを回ったが特に何も見えず、確実に鳥が抜けている、という現実が見えてしまった。(うーん生々しい表現・・・。)8羽に増えたツバメチドリを見て田原川沿いを戻ってくるとよくムジセッカが出る川の中州の藪でカラフトムジセッカに出会った。これは運がいい!
沖縄ではカラムジが普通種だと思っている人が結構いるが、カラフトムジセッカは実際はかなり少ない鳥なのだ。時々見られるチョウセンウグイスと混同されることが多いと聞きました。
それはさておき滅多に無い機会なのでカラムジ君をじっくり観察・・・といきたい所だったがちょっとしたらすぐ藪に入ってしまった。うー・・・。
しばらく待ってても出て来そうに無いので対岸の木を双眼鏡で見たらなんと、ヤマショウビンが止まっているではないか。おーーーー!なんとヤマショウビンを見たのは8年ぶりである。うーん、綺麗。背中の青が何ともいえない。飛ぶとため息が出るらい綺麗だった。天気もいいしね。
今回は起死回生?の最終日にいい思いをしたのでとりあえず納得して与那国を後にすることが出来たが一日ずらしてたら・・・と思うと・・・。
結論からいうとこの時期はハズレだったと言う事だが、年によってこの時期に大当たりが来ることも十分あるでしょうから要は運次第っていうのが与那国の醍醐味なのかもしれません。(涙)
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