シギの趾図について 撮影:三宅慶一




図 @      @、Aは「シギ・チドリ類ハンドブック」から引用  氏原巨雄・氏原道昭/著




図 A





図 B      B、Cは「日本鳥類大図鑑」から引用   清棲幸保/著




図 C



図 D      A FIELD GUIDE TO THE BIRDS EAST OF THE ROCKIES ROGER > TORY PETERSON から引用



090902 巨椋   水面に浮かぶアカアシヒレアシシギ   趾にヒレがあるので泳ぐことが得意だ



090902 巨椋   前から趾をみたところ   画像は不鮮明だが、趾が太いことが分る  



090202 巨椋   横から趾をみたところ   なかなか、趾のヒレが分るように趾を挙げてくれない



090902 巨椋   後ろから趾をみたところ   かすかに、くびれた葉の様子が分る(lobed foot)




090902 巨椋 ツバメチドリの飛翔  身体の割りには翼がとても大きく長い  腰が白いのが特徴



090902 巨椋 ツバメチドリの飛翔  画像は悪いですが飛翔ポーズの参考になればと



090905 巨椋 タシギ   タシギ属は、野外での識別は困難を極めるといわれている。飛翔したとき、次列風切羽の後縁にハッキリと白い線が確認できればタシギと識別できるといわれているが、クチバシの長さ、脚の長さ(飛翔時、趾先が尾羽先端より少し出る)、翼下面の白さ、時期、環境などを考慮して、総合的に判断することが必要だ。



090905 巨椋 タシギ   少群(このとき7羽を確認)でびっくり飛翔し、旋回して元の場所に戻ってきたところ



090905 巨椋 タシギ   翼下面が白い、尾羽より脚が長いことが判る



@ ヤマシギの巣卵(白黒写真)昭和41年ころ  帯広  林の中  地上に造られた簡単な巣と卵。巣はただの窪地ではなく、巣の形体がある。



A ヤマシギの抱卵(白黒写真)  @の抱卵の様子   後頭部に横縞模様が確認できる。ヤマシギ属(ヤマシギ、アマミヤマシギ)のなかで、北海道で繁殖しているのはヤマシギだけだ。



B ヤマシギのヒナ   昭和43年ころ  帯広  林の中  ヒナの後頭部に横縞模様が確認できる。



C オオジシギのヒナ  昭和43年ころ  帯広  草原の草むらの中、  頭頂部に縦縞模様が確認できる。タシギ属(タシギ、ハリオシギ、チュウジシギ、オオジシギ、アオシギ)のなかで、日本で繁殖しているのはオオジシギだけだ。