京都野鳥の会 探鳥会の記録 2021年


2021年12月23日(木)/湖北探鳥バスツアー参加者数:25名/見聞鳥数:48種
  • 好天に恵まれ、湖北では珍しく暖かい日差しの中で探鳥ツアーができた。
  • 西池に到着するまでにバス内から21種の探鳥ができた。
  • 西池では、トビ以外の猛禽が出なかったので、たくさんのカモたちはのどかに過ごしていた。
  • また、湖畔に上がって植物の根を食べているオナガガモをすぐ近くで観察できた。繁殖羽の雄が少なかったが、メスとオスのエクリプスの違い「嘴の色合いの違い」を確認しやすかった。
  • 湖北野鳥センターでは、入場後センター職員によって周辺にいる野鳥を大型モニターでの実況を通して説明していただけた。しかし、参加者が少数であったのが残念だった。
  • 昼食休憩後、尾上漁港、野田沼、山本山のオオワシ観察に向けて出発した。数は少なかったが、キンクロハジロ、カワアイサ、ホシハジロ、カンムリカイツブリの他、ホオジロガモも確認できた。
  • 好天が災いして逆光でオオヒシクイ、マガンの判別ができなかったほか、遠くの波除に止まっているカモメとウミネコ、セグロカモメとオオセグロカモメ等の判別もかなわなかったが、山本山のオオワシはわかりやすい枯れ木の上に長時間止まっていたのでじっくりと観察できた。
  • 帰路、野鳥センターで教えてもらった白鳥の採餌場で200を超えるコハクチョウ、オオハクチョウを間近で観察できた。
  • ゆっくり観察したので予定時間をかなり超えてしまったが、京都駅には予定通りの6時過ぎに到着した。
  • 担当 : 坂根、神谷         写真 : 杭田
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2021年12月12日(日)/巨椋干拓田探鳥会参加者数:21名/見聞鳥数:29種
  • 風のない薄日のさす穏やかな天気でした。地下道を抜けるとすぐに、電柱や橋脚に止まっているチョウゲンボウとハヤブサを見ることが出来た。
  • 進んで行くと、電柱に前向きに止まっているノスリ1羽を見る。昨日、山城大橋の近くでケアシノスリを見たという情報に「もしかして・・」と尾羽の先端部の黒帯の有無をみんなで確認した。
  • 電線に1羽だけで止まっているニュウナイスズメ♂にも皆で感激した。
  • 古川にはコガモの数は多いが、他の種は少なかった。
  • 2日前の下見で出会ったタゲリを見つけられずちょっと残念!
  • 体育館近くの鉄条網には今年もモズのはやにえが3個あり、新しいものはカマキリだった。
  • 担当 : 坪内、神谷         写真 : 杭田
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2021年12月8日(水)/鴨川・糺の森探鳥会参加者数:17名/見聞鳥数:38種
  • 前日の雨で鴨川の流れは急となっていました。集合場所の丸太町橋からは流れを避けたヒドリガモ、マガモの小さな群れが見られました。
  • 夷川ダムの池には数羽のオオバン、キンクロハジロがいただけでした。
  • 出発してすぐに多数の人が見たハヤブサについては末尾に注記したいと思います。
  • 丸太町橋に戻り、鴨川沿いに荒神橋を経て加茂大橋へ行く間に狩りをするカワアイサとコサギ、少数のオナガガモ、オカヨシガモ、コガモ、イソシギ、ジョウビタキ等に出会いました。
  • カワセミは何度も姿を見せました。
  • 河合橋で列を整えて高野川沿いを御蔭橋に至りました。御蔭橋の上流にコサギの大群が遠望できました。カワアイサやカワウも混じって大騒ぎで食事中の事でしょう。
  • 糺の森ではイカルの群れが木の実に夢中です。まさに落ちつつある美しい紅葉の中、木を見上げてアトリ、シメ、ツグミ、シロハラ等を探しました。首が痛くなったという人もいました。雨粒を感じる時もありましたが、天気はもちこたえてくれました。
  • さて、ハヤブサについてですが「とりあわせ」の時までには十分協議・確認できませんでした。しかし、後刻、Kさんから送られた鮮明な写真によってハヤブサと確認されたため、担当幹事が見聞鳥に加えることにしました。
  • 担当 : 吉原、東端、木村         写真 : 杭田
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2021年12月5日(日)/三川合流地探鳥会参加者数:21名/見聞鳥数:36種
  • 駅前で集合の後、木津川御幸橋北詰さくらであい館前までの道中、例年に比べ鳥との出会いが少なく、先行きがしんぱいになりました。
  • ミーティング後サイクリングの自転車に注意をしつつ、かわきた公園に向かって行きましたが遠くでモズやウグイスの声が聞こえる程度で期待の鳥たちには出会えませんでした。
  • ようやく野球場の傍を通り過ぎるころから高い木立にツグミやアトリやヒヨドリの群れの鳴き声が賑やかに聞こえ木々の間を飛び交う姿が見え、やっと探鳥会らしくなりほっとしました。
  • 尚進んで行くとエナガを除く、シジュウカラやメジロ・コゲラの混群にも会うことができました。
  • さらに水鳥を求め下流に向け進みましたが、宇治川・桂川共に今年も昨年同様にマガモやホシハジロやキンクロハジロ等は見られたものの他の水鳥を多く見ることは出来ませんでした。
  • タカ類としては道中ミサゴ・ノスリ・トビの飛んでいる所を見ることが出来ました。
  • 担当 : 森(昭)、坂根、綾本         写真 : 杭田
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2021年11月28日(日)/大泉緑地公園探鳥会参加者数:13名/見聞鳥数:34種
  • 朝は寒かったが、快晴の探鳥日和でした。公園入り口付近で幸先よく上空を飛ぶハイタカが見られた。
  • 公園内を歩きだして林の中でエナガ、メジロ、シジュウカラの混群に出会った。
  • 森林内ではコイカルが来ているらしく、カメラを構えて待っている人が数人いた。
  • 小川の流れているヨシ原には一週間ほど前までヨシゴイもいたらしいが、カメラの放列もなかったので、いなくなったようだ。
  • 大泉池に着くと上空をオオタカが飛んだ。池のカモは数も種類も例年よりかなり少なかった。
  • 昼食後は森林の中でアオジが高い木の枝にいるのが見られた。
  • 例年に比べてやや鳥の数も少なかったが一応満足できる探鳥会でした。
  • 担当 : 前田、森(昭)         写真 : 杭田
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2021年11月21日(日)/宇曽川・曽根沼探鳥会参加者数:16名/見聞鳥数:48種
  • 琵琶湖の渇水がニュースとなる中、どこの水位も低めで、特に宇曽川はこれまで見た事がないほど川底が露出していました。
  • 水鳥たちの個体数は総体的にかなり少ない印象でしたが、想定される種類は一通り確認できました。
  • 他にもカワセミのホバリングや珍しいアリスイ、鉄塔で羽を休めるハヤブサの姿などをウォッチ。
  • 冬鳥のジョウビタキやツグミには「今シーズン初めて」の声も上がりました。
  • 暑くも寒くもなく風もほぼ無い、歩くには最適とも言えそうな秋の一日。
  • 野田沼を一周して帰路につきました。皆でしっかり歩いた分、見聞鳥種の多めな探鳥会になりました。
  • 担当 : 手嶋、西迫         写真 : 杭田
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2021年11月14日(日)/桂川探鳥会参加者数:23名/見聞鳥数:35種
  • 晴れて良い天気の中での探鳥会になりました。
  • 紅葉が始まっている木々もあり、秋が深まっていくのを感じる1日でした。
  • 河川敷の道は、草刈りが行われており、昨年に比べて歩きやすいでした。
  • 昨年までは見かけなかったアメリカネナシカズラが数か所で繁殖していました。
  • 切断された細いススキの茎にトカゲの立派な(?)早贄がありました。
  • どのようにして作ったのか?技巧派のモズだったように思われます。
  • 中州に10羽ほどのイカルチドリがいました。
  • 今年は猛禽類の見聞が少なく、上空を飛ぶ2羽のミサゴを見ました。
  • カモ類は到着が遅れているのか、種類も個体数も少ないでした。
  • シベリアで続いている山火事の影響があるのかもしれないと心配されます。
  • 鳥合わせを終える頃、上空にハイタカが出て皆で見上げて喜び、探鳥会を終えました。
  • 担当 : 森(一)、土橋、明石          写真 : 杭田
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2021年11月7日(日)/奈良・山の辺の道探鳥会参加者数:15名/見聞鳥数:25種
  • 穏やかな秋日和。木々の紅葉は少しだけで、カラスウリの赤色とオレンジ色のミカンが目を楽しませてくれた。
  • 行程を通じてハイキングを楽しむグループで賑わっていたが、ほとんどの人がマスク着用をしていた。
  • 崇神天皇陵ではホシハジロ10羽、キンクロハジロ6羽、カイツブリ5羽、ジョウビタキ、上空を飛翔するオオタカを見ることが出来た。
  • 櫛山古墳の池ではマガモ20羽、カルガモ10羽、キンクロハジロ2羽、まだ夏羽をしているカイツブリなどがのんびりしていた。
  • 人出が多いせいかモズやジョウビタキ、カラ類の声を聞くことが少なくヒヨドリだけが元気だった。
  • これまで鳥の姿を見たことのなかったため池で、コガモ、キセキレイ、セグロセキレイを見ることが出来たことは収穫だった!
  • 担当 : 坪内、神谷            写真 : 杭田
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2021年10月20日(水)/山田池公園探鳥会参加者数:19名/見聞鳥数:30種
  • 北門で集合して駐車場奥でコロナ対応を説明後、出発しました。ここ数日で急に寒くなり、肌寒い風の中での探鳥会になりました。
  • カモ類の飛来はまだ少なく、マガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモのエクリプスが多い中、1羽だけいた白くきりっとしたカンムリカイツブリが際立っていました。
  • ハシビロガモのエクリプスでは、メスに似たエクリプスからオスの生殖羽に変化する微妙な段階を観察できました。
  • 昨年同様、池の向かい岸の木にオオタカの雄がしばらく止まっていて、スコープで見ていると、手前の湖面にオシドリが出てきて、キセキレイも湖面を波打って飛びながら横断していました。
  • 山田池大橋ではカルガモ、バンの若鳥、オオバン、胸に白い飾り羽のあるアオサギ、ダイサギを見て、スイレン池に向かう途中、青空を滑空する4〜5羽のノスリの姿に見とれました。
  • また、灌木の下にミヤマホオジロ雄の美しい姿を見た運のいい人もいました。
  • スイレン池でカワセミに出会い、もみじ谷ではヤマガラが姿を見せてくれました。
  • 昼食後、美月橋から毎年みられるバンの成鳥やコガモの姿がなく早々に通り抜け、浮御堂からの観察でも収穫がなかったのですが、竹林の横を通って実りの森付近で、メジロ、シジュウカラ、エナガなどの混群に出会いほのぼのとした時間を過ごせました。
  • 担当 : 坂根、吉原            写真 : 杭田
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2021年10月10日(日)/滋賀県立希望ヶ丘文化公園探鳥会参加者数:18名/見聞鳥数:23種
  • 南東寄りの風に乗り雲が頻繁に行き交い時々晴れ間の見える曇り模様の仲、歩くと蒸し暑さがこたえ休み休みの探鳥行であった。
  • 山上池では冬鳥のコガモとヒドリガモが浮かんでいた。例年コサメビタキやエゾビタキを見る川沿いの木立で出会ったのはセキレイ類やモズ。
  • 公園の中央を流れる川の草地や柵をノビタキが飛び交うのを皆でゆっくり観察した。
  • 山道に入りドングリやアケビなどの実が豊作だったが、渡りの鷹も小鳥も不作。
  • 林道脇のダムでカワセミとの遭遇に心躍らせ、レース中の中央道に戻り川の浅瀬でカワラヒワが気持ちよさそうに水浴びするのを観察して鳥見のシメとした。
  • 担当 : 西迫、坪内、綾本            写真 : 杭田
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2021年10月6日(水)/植物園・賀茂川探鳥会参加者数:24名/見聞鳥数:32種
  • 新型コロナウィルスによる緊急事態宣言が10月1日より解除されて、最初の探鳥会でした。感染予防対策に気を配りながら、久し振りの探鳥会を楽しみました。
  • 連日10月とは思えないような暑さが続いていましたが、当日は曇り空であったため30℃までは上がらず助かりました。
  • 初秋の植物園ではキンモクセイの花が咲き誇っていました。
  • 正門を入ってすぐに、上空を20羽ほどのショウドウツバメが飛び回り始めました。
  • その中に1羽だけツバメが加わっていましたが、大きさや形、飛び方の違いが確認できました。しかし、その後は鳥影が少なく、モズの高鳴きやイカルの声に秋を感じることができました。
  • 植物生態園ではオオムシクイの声を聞き、姿を見られた幸運な会員もおられました。
  • カワセミが池に飛び込み、魚を捕らえたところを見られた方もいました。植物園内での見聞は15種でした。
  • 賀茂川ではツバメ、コシアカツバメ、イワツバメが飛び、イソシギやコサギ、アオサギ、ダイサギ、キセキレイなど水辺の鳥を楽しみました。
  • 到着後間もないコガモが数羽、羽繕いをしていましたが、エクリプスのため雌雄の区別がつきにくい状態でした。
  • カルガモ、コガモ以外のカモ類はまだ見ることができませんでした。
  • 最終地点に近づく頃、桜の梢にコサメビタキが1羽停まっていました。何回も虫を追っては飛び、また枝に戻る姿を全員でゆっくり見ることができました。
  • 半日でしたが久し振りの探鳥会に満足して正午頃に解散しました。
  • 担当 : 木村、東端、吉原            写真 : 杭田
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2021年7月10日(土)/京都御苑アオバズク観察会参加者数:13名/見聞鳥数:23種
  • 当日午後は予報に反して、蒸し暑いながらも雨の気配もなくスタートできました。
  • 営巣中の親鳥への刺激を少なくするための注意事項を確認しました。特に、大きな声や音・指差し・フラッシュ・走るなどの急な動きをつつしむ事等。また、できるだけ一列になって観察し、ひろがったり、とり囲んで観察しないように心がける事等。
  • 観察グループを小人数にするため、2班に分け、2ルート作って観察しました。
  • 母と子の森では幼鳥4羽と♂♀親鳥、宗像神社では♂♀親鳥が観察できました。
  • 久し振りのアオバズクとの出逢いに感激と感謝をして、幼鳥が今後も無事に成長することを皆で祈りながら解散しました。
  • 担当 : 吉原(報告)、森(一)、坪内、芝原、東端、木村            写真 : 杭田
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2021年7月4日(日)/山科川探鳥会参加者数:13名/見聞鳥数:23種
  • 朝から小雨が断続して降り、蒸し暑い天気になりました。
  • 集合場所付近で上空にチョウゲンボウが飛んでいるのが見られました。
  • 山科川の堤防に出るとイワツバメ飛んでいて、電線にもたくさんとまっていました。
  • 川沿いを歩いているとカワセミが飛んでいくのが見られました。メジロやコゲラの声を聴きながら歩きました。
  • 毎回見られるハヤブサは見られませんでした。また、下見をした時に見たカルガモの親子は2日前の雨による増水で流されたのか、いませんでした。
  • 鳥は少なかったのですが、探鳥会がコロナ予防のため2か月間中止だったので、多少ストレスが解消されて良かったと思います。
  • 担当 : 前田、島田、綾本            写真 : 杭田
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2021年4月14日(水)/植物園・賀茂川府民探鳥会参加者数:16名/見聞鳥数:34種
  • 朝までの雨はピタリとやみました。枝垂桜は散り、かわってシャクナゲ、ツツジ、シャガ等美しく咲いていました。
  • くすの木並木その他でシロハラ、ツグミが帰りじたくを急いでいます。
  • 植物生態園では、早くもクロツグミ数羽がキョコ!キョコ!と大阪弁でさえずっています。シロハラも一緒にいて、夏冬交代のあいさつのようです。
  • ヒヨドリ、イカル、シジュウカラも雨あがりの大合唱です。
  • 賀茂川でもイカルチドリとコチドリ、皆んなでうんちくを傾けました。カワセミも見ました。
  • ノビタキを写真・図鑑で確認しました。ヒドリガモ、コガモは逆立ちして食事にいそがしい。
  • 解散後北大路橋の下手で、アメリカヒドリと思われましたが、真正とは認められませんでした。  
  • 担当 : 吉原、木村、東端            写真 : 杭田
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2021年4月11日(日)/安曇川河口探鳥会参加者数:15名/見聞鳥数:51種
  • 週末になると天気が崩れて探鳥会が中止になる事が続いたが、幸いにも寒からず暑からず好天に恵まれた。
  • 新型コロナウィルス感染症が蔓延している中、参加者全員マスク着用に協力頂いた。
  • また、乗車予定のバスがタウンバスで、全員乗れるか懸念したが、何とか全員乗車でき、藤江で下車した。
  • これまでと異なり、藤江から松ノ木内湖を経由して今在家から琵琶湖湖畔を北上した。
  • 昼食休憩を予定していた安曇川河口園地のトイレが修理工事中で使用できなかったので、安曇川南流の左岸側にある「こどもの国」でトイレ休憩後、安曇川南流河口に戻り、昼食・探鳥した。
  • 昼食後は右岸側に戻り、安曇川南流土手を遡上し、南船木交差点で予定より1本早いバスに乗車し帰路に着いた。
  • 今年は季節の移り変わりが速いのか、並木の桜は盛りを過ぎ、鴨類はずいぶんと少なかった。
  • それでも、冬鳥の小鳥であるジョウビタキ、アオジ、カシラダカ、ツグミ、シロハラに出会えた。また、高架下で営巣を始めたイワツバメ、ウグイスやホオジロのさえずり、頭が黒くなりかけたユリカモメなどに春の訪れを見つけた。
  • しかし、何と言っても皆さんを釘付けにしたのは、河原を行く婦唱夫随のキジのペアでしょう。
  • 安曇川南流河口はかなり伐採されて見通しが良くなったり、沖合の中州が発達するなど環境が変化している。
  • 下見で出会ったオオジュリン、ベニマシコや、過去の探鳥会で遭遇した頭の黒いノビタキやコムクドリにも出会えなかった。
  • 担当 : 西迫、坪内            写真 : 杭田
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2021年3月11日(日)/宇治・大吉山探鳥会参加者数:22名/見聞鳥数:38種
  • 風がなく春の日差しをいっぱい浴びながらのんびり探鳥できた。
  • 先ずは京阪宇治駅から太閤堤跡までを往復した。この日の宇治川は流れがゆっくりしており、川岸に近い場所のあちこちでオオバン、キンクロハジロ、ホシハジロ、カルガモ、コガモ、カワアイサ、カワウなどが小グループで見られた。
  • 岸辺の草むらではホオジロ、ジョウビタキ、ツグミ、モズ、ムクドリなどが楽しめた。
  • 大吉山に登りながらヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、エナガ、イカルなどの囀りを楽しめた。
  • 展望台ではたくさんのヤマガラがお出迎えしてくれ、持参した「エゴノキの実」を手のひらに載せて差し出すと、食べにやって来た。指先に止まった感触とかわいい行動に癒された。
  • 茂みから出てきた2羽のクロジも全員が見ることが出来た。 
  • 塔の島の「ウミウ小屋」では、繁殖羽や口角の黄色い裸出部の根元が尖っていることなどを確認できて良かった。
  • 担当 : 坪内、神谷            写真 : 杭田
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2021年3月7日(日)/亀岡・池尻探鳥会参加者数:22名/見聞鳥数:47種
  • 緊急事態宣言解除後初の探鳥会でした。
  • 千代川駅出発後、冷たい風の中、月読橋の上及び下から桂川縁のススキや雑草群で動き回っている鳥を見ると、 オオジュリン、ホオジロ、ベニマシコなどで、オオジュリンが比較的沢山いました。 カワラヒワの色合いもきれいになっていました。
  • 少し歩いて、中州や対岸等のセグロセキレイ、キセキレイ、イソシギ、イカルチドリなどを観察していると、 「ハイタカ」が足に獲物をつかんで対岸の竹やぶに入って行きました。 最初は「チョウゲンボウ」という声が聞こえ、その方向を見ると、何か獲物をつかんだタカが 対岸に向かい、少し右に曲がって、対岸の竹やぶに滑り込むように入っていきました。 「腰が白く見えた。」「チョウゲンボウより少し大きい」など、いろんな声が聞こえてきましたが、 写真を見て協議の結果「ハイタカ」に落ち着きました。
  • 池尻までの馬路の田哺では、ヒバリとツグミとケリ、ハシブトガラスなどの姿のみで、 ひたすら池尻目指して歩くことになりました。
  • 池尻の下池、中池では、数は少ないものの、オナガガモ以外の普段見られるカモを観察できました。 昨年の探鳥会(1月26日)でコウノトリを観察した上池では、すでに農業用の水が張られていたので、 コウノトリには出会えませんでしたが、渡り途中と思われるヨシガモがたくさんいました。
  • 見聞鳥数は47種(鳥合わせでは、45種でしたが、アオジの記録漏れと池尻でのバス待ちの間に チョウゲンボウが現れたので、2種追加しました。)
  • また、記録外ですが、ソウシチョウとコジュケイが見聞されました。
  • 参加者は22名(一般参加1名含む)でした。
    P.S.
    休憩場所の「なごみの里あさひ」で聞くと、コウノトリは、吉富駅から2キロほど東の 文覚池(文覚ふれあい公園:無料駐車場有)に2羽来ているとのことでした。
  • 担当 : 坂根、明石            写真 : 杭田
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2021年2月28日(日)/桂川(松尾橋)探鳥会参加者数:16名/見聞鳥数:37種
  • 新型コロナウイルス感染症のためクリーン大作戦は中止され、探鳥会のみの開催としました。
  • 桂川堤防上での安全確保のため、西芳寺川合流点までの往復の行程としました。
  • 川原の砂礫地からは繁殖期を迎えたイカルチドリの鳴き声が大きく響いていました。
  • 伐採されたヤナギの株から多くの萌芽が伸びて新芽が出ており、その木に6羽程のベニマシコがいて、じっくりと観察することができました。
  • イカルもよい声で鳴き、河畔のヤナギの木にも来て楽しませてくれました。
  • ホオジロガモの雌1羽が、何回も潜っては浮上を繰り返していました。
  • 直立した短いヤナギの木にホオジロ、ジョウビタキ、ベニマシコが、程よい距離で止まっていて楽しませてくれました。
  • カワラヒワ、モズ、ジョウビタキ、ホオジロの羽根の色が鮮やかになってきており、ウグイスやホオジロがさえずり、春の気配が充満していました。
  • 短い距離でしたが、風もなく暖かい穏やかな日になり、楽しい探鳥会でした。
  • 担当 : 森(一)(報告)、木村         写真 : 杭田
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2021年2月21日(日)/太陽が丘府民探鳥会参加者数:24名/見聞鳥数:27種
  • 快晴で穏やかな探鳥日和になりました。
  • 出発してすぐツグミ、シロハラに出会いメジロもあちこちで見られました。
  • 調整池ではマガモが数羽、カルガモなどのほかオシドリのメスが見られましが、コゴモは今年は、ほとんど来ていないようでいませんでした。
  • その後ファミリー広場には太陽が丘で初めて見られたアカハラがいました。
  • 上空にはハイタカが飛んでいるのが見られました。
  • ホオジロやカワラヒワは春になってきたため、きれいな繁殖羽に変わっていました。
  • ツグミやシロハラはたくさんいましたが、残念ながらトラツグミは見られませんでした。
  • 公園内は天気も良かったせいか家族連れの人たちが大勢来られていました。昼前に広場に戻り鳥合わせをして解散しました。
  • 担当 : 前田、坪内、森(昭)、神谷              写真 : 杭田
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