京都野鳥の会 探鳥会の記録 2024年
- 2024年10月6日(日)/滋賀県希望ヶ丘文化公園探鳥会/
参加者数:12名/見聞鳥数:21種
- 2024年9月28日(土)/植物園・賀茂川探鳥会/
参加者数:23名/見聞鳥数:34種
- 蒸暑い曇り空の下でしたが、「きょうと☆いきものフェス!2024」のスタッフや来場客で、開園前から正門前が賑やかです。
- 正門を入って挨拶をしていても、今日は鳥の声より人の声が響きます。少し不安を抱えての始まりでしたが、
鳥達には下界の人間より、虫や木実の方に関心が強かったようで、結果的には秋の渡りの鳥達にも出会えての楽しい探鳥会になりました。
- まずはアジサイ園付近で出会えたエゾビタキです。我々の目の前で何度もフライングキャッチを繰り返しては枝に留まり、
胸の縦斑もしっかり見せてくれました。
- 植物生態園の東側ではキビタキ♀が、西側ではムシクイが葉陰に見え隠れしていました。
ムシクイはセンダイでないことははっきりしますが、種を判別できる決め手がなくSPとなりました。
- 梅林の上空にコシアカツバメの乱舞。その中に混じって懸命に虫を追うコサメビタキ、エゾビタキの姿がありました。
見ていて飽きなかったのですが、すぐ横の池畔にはゆったり休むカワセミの姿が‥。見ない訳にはいきません。皆でゆっくり見ました。
- 予定より10分遅れて賀茂川へ向かうと常連のイカルチドリ、イソシギも健在。セキレイ3種、コサギなどを見ながら進んでいると、
運良くコガモ2羽が着水。これで秋の到来を実感できました。
- 担当 : 木村他全幹事スタッフ 写真 : 山崎
- 2024年9月18日(水)/京都御苑探鳥会/
参加者数:18名/見聞鳥数:22種
- 2024年8月3日(土)/観月芦原ツバメ観察会/
参加者数:14名/見聞鳥数:11種
- 2024年7月21日(日)/京都御苑探鳥会/
参加者数:21名/見聞鳥数:18種
- 2024年7月7日(日)/山科川探鳥会/
参加者数:14名/見聞鳥数:21種
- 2024年6月16日(日)/草内・木津川探鳥会/
参加者数:19名/見聞鳥数:23種
- 2024年6月5日(水)/植物園・賀茂川府民探鳥会/
参加者数:21名/見聞鳥数:22種
- 2024年5月26日(日)/石山・国分里山探鳥会/
参加者数:17名/見聞鳥数:30種
- 毎年の定番でもあるこの探鳥会に対し「スタート時刻を早めてはどうか」との声を複数頂き、夏鳥達と出会えるチャンスも増えるであろうと、
今回は約30分早いスタートと致しました。
- 歩き始めてすぐ、電柱の上にとまるイソヒヨドリを全員で見た後、すぐ近くからのウグイスの囀りを聴きながら里山エリアへと入ります。
- 貯水池を見てから三田川に沿って上流へと向かう途中、いよいよキビタキやオオルリの声が聴こえてきましたが、
皆で姿を確認するまでには至りません。
- 更に意識を集中させながら奥へと進むと、いました!お目当てのサンコウチョウです。
動きが早く一瞬の遭遇でしたが、その後、声も聞く事ができました。
- これまで昼食タイムに利用していた「コールポイントNo1」に着くと周囲の伐採が進んでおり、その変化を残念がる声も。
- 今年はそこから更に歩を進め、やや険しい道を「コールポイントNo2」まで歩いてお昼にしました。
- 広くはない山道の途中ながらツツドリの声やキツツキのドラミングを楽しんでの、ちょっと優雅な(!)ランチとなりました。
- そこから折り返しての帰路ではキバシリが登場。最後にキビタキが近くに現れて良い“締め”を飾ってくれました。
- 特にここ数年、夏鳥との出会いが減少傾向にあるようにも感じられる為、鳥達にとっても好い環境が続くよう願いながら里山を後にしました。
- 担当 : 手嶋、森(一) 写真 : 山崎
- 2024年5月19日(日)/山科毘沙門堂探鳥会/
参加者数:14名/見聞鳥数:21種
- 2024年5月8日(水)/京都御苑探鳥会/
参加者数:19名/見聞鳥数:22種
- 2024年5月5日(日)/太陽が丘府民探鳥会/
参加者数:25名/見聞鳥数:20種
- 2024年4月28日(日)/男里川河口探鳥会/
参加者数:19名/見聞鳥数:38種
- 2024年4月14日(日)/大阪南港野鳥園探鳥会/
参加者数:21名/見聞鳥数:29種
- 2024年4月10日(水)/植物園・賀茂川府民探鳥会/
参加者数:25名/見聞鳥数:36種
- 2024年4月7日(日)/安曇川河口探鳥会/
参加者数:19名/見聞鳥数:47種
- 2024年3月31日(日)/淀川中流域探鳥会/
参加者数:24名/見聞鳥数:46種
- 2024年3月10日(日)/伊庭内湖探鳥会/
参加者数:12名/見聞鳥数:41種
- JR京都線・琵琶湖線の列車ダイヤが乱れて、乗車予定だった電車の出発時刻が
大幅に遅れるという波乱の幕開けだった。
ともかく出発予定だった時刻に入線した新快速に乗車して能登川駅に向かった。
能登川駅では後続の電車で来るかもしれない参加者を待った。
- 遠くの伊吹山、霊山や比良山が白く冠雪しているだけでなく、
現地では四方の山や平地にも白い物が置かれているという寒々とした光景だった。
- いつもの川にはカワセミもイソシギも見られ ずオオバンが独占し、オカヨシガモが混じる程度であった。
- 開けた農耕地に出ると寒風が強かった。この後も強風に悩まされることとなった。
大浜神社の杜にはアオサギがコロニーを作っていた。また、低空を飛行し小屋の換気口にチョウゲンボウが止まり、
狩りを試み遠くの喬木の枝に移った。
この強風の中でもヒバリの囀り飛行やミサゴの停空飛行が見られた。
- 内湖の東や北奥に鴨類が集まっていた。水位が上がって来たようだが、
干上がった浅瀬や水草の上で休んだり採餌していた。
水車公園の周りには鳥は殆ど居なかった。水車公園で昼食後同じ道を引き返した。
- 風が強いせいか小鳥類は枝や穂の先など見やすい所に現れなかった。ヨシの根
元などの隙間からベニマシコ等を確認した。
- 内湖の東側に戻ってきた時、ヌートリアが数匹屯していたが、目を凝らすとサ
ギが岸辺の風景に溶け込んでいた。
- 湖岸の空き地で仮りの鳥あわせ後駅への帰路に着いた。集落の農耕地で参加者からシロハラの声が掛かった。
数羽飛び立ったうちの電線に止まった1羽はマミチャジナイの特徴を有していた。
飛び立ちが一瞬だったので、他の鳥が何かは確認できず。駅に着くまでに電線に止まったカワラヒワを確認した。
- 風の強い中を長距離歩かれた参加者の皆さん、お疲れ様でした。
- 担当 : 西迫、森(一) 写真 : 杭田
- 2024年3月6日(水)/鴨川探鳥会/
参加者数:13名/見聞鳥数:31種
- 7時過ぎに小雨も止みました。集合場所にはサンシュユの黄色い花が今年も咲いていました。
鴨川は増水し、流れは急でした。午前中は寒い曇り空が続きました。
- 9時前から現れたイワツバメは数を増し、30羽以上の大群となって歓迎してくれました。
イワツバメは晴の日よりも、曇りの日によく現れるようです。
- 七条大橋附近でカルガモ、マガモ、コガモ、オナガガモ、オオバン、ヒドリガモ、ホシハジロ等が
急流を避けて川岸、中洲にそろっていました。
カワアイサのペアが急流をものともせず魚を追っていました。
カワセミ、コサギ、カイツブリも見られました。
- 五条大橋までの川岸の入江に、急流を避けてオナガガモ、コガモ等がおり、近い距離でその美しい姿を
楽しみました。
対岸にはユリカモメも数羽いました。
- 四条大橋までにイソシギ、セキレイ3種、キンクロハジロも現れました。アオサギは皆それぞれ個性的です。
- 11時過ぎには丸太町橋に着きました。橋の上手にヒドリガモの群がいました。
鴨川左岸の樹木のスズメ、ツグミ、ムクドリ、ヒヨドリ、メジロは少数でした。
今日は鴨川の流れ、雨上り曇天の下での特徴ある鳥達の姿が見られました。
後刻カワウ、モズの確かな見聞の報告がありました。
- 担当 : 吉原、岩田、木村 写真 : 杭田
- 2024年3月3日(日)/桂川流域クリーン大作戦と探鳥会/
参加者数:8名/見聞鳥数:36種
- 朝は大変冷え込みましたが晴になり、時折強い風が吹く中でゴミ拾いをし、終了後、探鳥しながら戻りました。
- クリーン大作戦が雨天のため1週間ずれましたので、各団体とも参加者が少ないようでした。
- 1月から気温の高い日が続いた影響と思われますが、担当域の草がかなり成長しておりゴミが見えにくくなっていました。
- 草の生えている斜面は滑りやすいため注意しながらコミを拾い行いました。
- 探鳥を始めるとホオジロガモ雌2羽がおり、潜っては浮上する様子を観察しました。
- カンムリカイツブリも美しくなってきており、水上を蹴りながら飛び立つ理由を考えました。
- ダイサギが大きな魚を咥えて、何度も飲み込もうとしている様子などを楽しみながら観察しました。
- 河川敷に降りてからは、近い距離にいるモズ、ホオジロ、ジョウビタキなど美しくなっている姿をじっくり観察しました。
- 鳥合わせしようとしている近くの電柱にチョウゲンボウ雌が止まりました。鳥合わせが終わってもずっと止まっていました。
- 桂川の流域を広げる工事が行われていて全体として個体数が少ないでした。
- 担当 : 芝原、森(一)(報告) 写真 : 杭田
- 2024年2月18日(日)/太陽が丘府民探鳥会/
参加者数:28名/見聞鳥数:21種
- 集合時間前に小雨が降っていましたが、曇り空で暖かい日になりました。
- 集合場所の広場からイソヒヨドリが見られました。
- 調整池に向かう途中ではヒヨドリが多く、途中でメジロ、シジュウカラ、コゲラなどの混群に出会いました。
- 池にはマガモ、コガモなどがいましたが数は少なくなっていました。
- ツグミが水場に繁殖地への帰り支度が近づいているのか、集まって飛び回っていました。
- そののあと公園内を散策しましたが、カラ類の混群にはであえましたが、トラツグミは見つかりませんでした。
雨が少なく地面が乾燥してるため、ミミズがいなくなっているのかもしれません。
- 昼前に広場に戻り、鳥合わせをして解散しました。
- 普段見られるムクドリやセキレイ類にも会えません
でしたが、初めて参加された人たちからは楽しい探鳥会だったと喜んでおられました。
- 担当 : 前田 写真 : 杭田
- 2024年2月14日(日)/宇治川・大吉山探鳥会/
参加者数:23名/見聞鳥数:36種
- 2月とは思えないほどの温かい日の探鳥会でした。
- 宇治川では沢山のキンクロハジロ、ホシハジロ、オオバンのほかコガモ、カルガモ、カワアイサ、マガモなどが見られました。
- 中州にはイカルチドリ、イソシギがいました。
- 岸辺の草むらではオオジュリン、カシラダカがせわしく動いていました。
- 恵心院付近にはイカル、ヒヨドリ、ツグミが飛び回っていました。
- 大吉山では今日一番期待していたクロジがしっかり見ることができ、アトリ、ヤマガラなどが見られました。
- 担当 : 神谷、森(昭) 写真 : 杭田
- 2024年2月11日(日)/淀川中流域探鳥会/
参加者数:17名/見聞鳥数:42種
- 朝は冷え込みましたが、晴になり気持ちよく川沿いを歩きました。
- 探鳥開始前に、天野川との合流点から上流にかけて左岸の樹木が伐採され、河川敷は一面裸地になっており、
探鳥会の先行きが不安視されることを説明しました。
- 左岸側は木の影がなく、キンクロハジロ、ホシハジロなどは遠く右岸側におり、スコープでやっと見える状況でした。
- かなり遠かったのですがツクシガモを見つけていただき、逆立ちで採餌している様子を全員で見ました。
- カワアイサ雄6羽程が潜っては浮上することを繰り返していて、遠くに見えるのですが、私たちの目を引きました。
- 中州にタヒバリが5羽いました。
- 事前の心配にも関わらず見聞鳥種は多くなり、参加の方々には喜んでいただきましたが、それぞれの個体数は大変少ないでした。
- 下見の時には、ヒヨドリ、ムクドリ、キジバトが多かったのですが、当日は少なく、キジバトの姿はありませんでした。
- 昼頃から北西のやや強い風が吹き始め、少し早めに解散しました。
- 担当 : 吉原、森(一)(報告 写真 : 杭田
- 2024年2月4日(日)/京都御苑探鳥会/
参加者数:16名/見聞鳥数:28種
- 昨夜からの雨も上がり、早朝の静かな中を出発しました。
- 集合場所近くの一條邸跡では、カラ類、アトリ、ジョウビタキが見られ、蛤御門前では、イカルの群れの中にシメが居て、鳴き声や違いを見比べました。
- 白雲神社東側では、この冬、見ることが少なかったシロハラを、閑院宮邸跡の池では、美しいカワセミも見ることが出来ました。
- 鳥の数は少なかったものの、短時間でもそれなりに楽しめました。
また、当日は「立春」でもあり、梅、ロウバイが咲き、春が近いことを感じる探鳥会でした。
※解散後、令和6年総会へ向かいました。
- 担当 : 土橋 写真 : 杭田
- 2024年1月28日(日)/平城宮跡・池巡り探鳥会/
参加者数:名/見聞鳥数:46種
- 駐車場を出発して初めの池では今年もマガモ・ハシビロガモ・オオバンや期待のミコアイサ等を
少し遠くではあったが十分見る事が出来ました。
- 水上池では例年と異なり水位が50p程度低く池底が2割程度露出していて殆ど水鳥の姿を見る事が出来ませんでしたが、
ノスリや隣接する木立にシメ・ジョウビタキ・エナガやアオジ見ながら水上池の北へ向かいました。
- 途中ミサゴが飛んでいました。水上池北ではオシドリ・マガモ・カルガモ等の水鳥達を見る事が出来ましたが、下見時10数羽見ら
れたトモエガモは残念ながら抜けた様です。
- 仁徳天皇皇后陵を過ぎた葦原ではカシラダカ・ホオアカ
の他にベニマシコを見られた人も、昼食の時にチョウゲンボウが飛んでくれました。
- 期待のアリスイは大極殿西側の葦原は刈込みがなされて居らずオオジュリンも見る事が出来ませんでした。
- 朝の内は寒かったものの昼食時過ぎ迄晴天に恵まれ、鳥合わせ時に小雨があったものの暖かく
良い探鳥会でした。
- 担当 : 森(昭)、坂根 写真 : 杭田
- 2024年1月17日(水)/服部緑地公園探鳥会/
参加者数:17名/見聞鳥数:38種
- 寒中ですが、快晴で風もなく気持ちの良い一日でした。
- 公園入口に着くまでに、セグロセキレイ、ジョウビタキ、並木にアトリがいました。
- 公園では、ジョウビタキが水道栓に吸水に来ており、採餌する姿など、度々現れて楽しませてくれました。
- エナガの群れを何度か見て楽しみました。
- 山が池のハスは枯れていましたが、葉柄が林立しており、カモ類が少し見ずらい状況でした。
- カモたちにとっては安全と思えるようで、近くに寄って来る個体もおり、双眼鏡で十分観察できました。
- マガモ、ヒドリガモ、コガモ、オカヨシガモ、カルガモなどがいましたが、ヨシガモの個体数が多いでした。
- 新宮池の周囲にアオサギ、ダイサギと共にいるゴイサギの成鳥と幼鳥や、美しいカワセミの雄や雌を見ました。
- 2羽でいるカワウが何度か目撃され、1羽の頭が白くなっており、ペアのように思われました。
- ツグミ、シロハラもいましたが、まだ個体数が少ない状況でした。
- 下見の時にはミコアイサ6羽がいたのですが、見られませんでした。
- 担当 : 木村、森(一)(報告) 写真 : 西迫
- 2024年1月14日(日)/野洲川河口探鳥会/
参加者数:13名/見聞鳥数:57種
- 前日雪交じりの天気だったので、寒さを懸念した通り琵琶湖対岸の比良山系は
しっかりと冠雪しており、風が冷たく肌寒かった。時間が進むにつれて穏やかな
探鳥日和となった。
- 菜の花畑の人出が多いのみならず、釣り人も散歩者も多かった。湖上をボート
が走り回ったり、空をモーターグライダー?が飛び回っていた。湖面の鳥たちに
影響がないか気になった。このモーターグライダーの恩恵を後ほど触れる。
- 琵琶湖大橋付近でゴイサギの成鳥と幼鳥が複数屯していた。湖畔の灌木や薮に
はベニマシコ、カシラダカ、ウグイス、メジロ、ジョウビタキ、ツグミ、など小鳥類が飛び交っていた。
- 湖畔の松が一部伐採されていたが、ビンズイが地上と樹
上を飛び交ってた。
- 野洲川河口の沖合に広い干潟が広がっていた。干潟でアオサギに混じって、ア
オサギよりちょと小さく鴨類より大きく白い鳥が嘴を羽に隠して休んでいた。顔
が見えないので種を判別できなかったが、モーターグライダーが上空を飛んで鴨
やカモメ類が飛び散った時に、白い鳥も目覚めてこちらに顔を見せた。ヘラサギ
と特定できた。また、干潟周りには昨年に続きツクシガモが泳いでいた。
- 野洲川に入るとハヤブサやオオタカ、チョウゲンボウに出会えた。
- 河川敷も中
州も雑木が伐採され環境が単調になった。
- 稲荷大橋の上流の砂地にイカルチドリ
がいたが、位置を教えてもらっても保護色のため見つけるのに苦労した。
- 昨年後半急ぎ足になった反省で出発時刻を早めたが、結局野洲川歴史公園サッ
カー場バス停の出発時刻に何とか間に合う羽目になった。
- 参加された皆さん、お
疲れ様でした。帰りのバスの時刻に余裕が無かった事は道中の鳥たちに免じてご
容赦ください。
- 担当 : 西迫、芝原 写真 : 杭田
- 2024年1月7日(日)/新春植物園・賀茂川探鳥会/
参加者数:56名/見聞鳥数:37種
- 開園100周年記念で入園料無料のためか例年より多くの一般入園者がある中、恒例の新春探鳥会を開催しました。
- 好天に恵まれて、ジュニア・一般合わせて55名の参加がありました。
- 初めに、会長から元旦の能登半島地震犠牲者への黙とうの提案があり、全員で黙とうしました。
- その後、例年通りくすのき並木から探鳥を始め、アジサイ園付近から小グループに分かれて
自由なコースで鳥との出会いを求めて歩きました。
- 例年ならすぐに現れるシロハラ、ツグミの他、イカルが飛び交う姿にも出会うことがなかったのですが、
アオジとミヤマホオジロが昨年同様アジサイ園の北側で見られ、
高木の先端にイカル、ツグミの姿、
樹林に飛び込んで枝に止まったシメなどが観察できました。
- 他のグループでは、ヤマガラ、シジュウカラなどのカラ類、ジョウビタキ、アトリ、
それに
ハイタカ、アオバトの飛翔などの報告もありました。
- 賀茂川では、サギ類、セキレイ類、カモ類などの他、
イソシギが川の流れに負けることなく
堰にしっかり足を踏ん張って採餌している姿が印象的でした。
- カモ類の中で多くいたヒドリガモの中に目の周囲が深緑色のアメリカヒドリと思われる個体が
いましたが、
鳥合わせでの検討の結果雑種と判定、後日写真にてヒドリガモとの交雑種だろう
ということになりました。
- 全体として、年々、個体数が減少すると共に、今回は見聞鳥種も少なくなったという感想を持ちました。
- 担当 : 坂根、他全幹事 写真 : 杭田