京都野鳥の会 探鳥会の記録 2025年


2025年6月4日(水)/植物園・賀茂川探鳥会参加者数:16名/見聞鳥数:20種
  • 梅雨入りも間近と思われますが、前日の雨はすっかり上がり、園内では 初夏の花が彩を増していました。
  • 早速、植物生態園に入りましたが、鳥影は少なく、 ヒヨドリの声だけが大きく響きます。
  • それでも、しばらく耳を澄ませているとヒガラの 囀りが聴こえ、シャクヤク園の東の方からはセンダイムシクイの声が聴こえてきました。
  • 近くに来てくれたのはコゲラだけでしたが、園内ではムクドリやセグロセキレイの 巣立ち雛や若鳥の可愛らしい姿がありました。
  • 半木の森にはトビの巣が掛けられており、親鳥が上空の警戒を怠っていませんでした。
  • しかし、ヤマガラやシジュウカラの親子連れには会えませんでした。 もう親元を離れたものが多いのでしょうか。
  • 11時に賀茂川門を出て、賀茂川沿いを歩きましたが、前日の雨の影響で水量が多く、 中洲の砂地は殆ど姿を消しており、シギ、チドリ類が見られなかったのが残念でした。
  • しかし、川の上空でツバメの親子が餌を受け渡す様子を観察することができました。 親子ツバメが向き合って飛んできて、口移しに餌を受け渡すのでは、その後顔が ぶつかってしまうのではと心配しましたが、よく見ると餌の受け渡しの瞬間には親子ともに 身体を縦向きにして向かい合い、ぶつからないように上手に受け渡しているのです。
  • いつもより鳥の行動等をゆったりと観察し、12時前に北大路橋手前で鳥合わせをして 解散しました。その後、会員から賀茂川縁で撮影されたハクセキレイの写真が届きましたので、 見聞鳥にこれを追加しました。
  • 担当 :  山崎、東端、木村       写真 : 山崎             
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2025年6月1日(日)/下物探鳥会参加者数:14名/見聞鳥数:28種
  • どんよりした曇り空で時折小雨がぱらついたり、風が冷たかったものの、なんとか解散の時刻(十二時頃)まで探鳥できた。
  • 終点の下物バス停で下車し、下物の集落を抜けて田圃に出た所で、1羽のアマサギに出会った。亜麻色の髪の乙女?に皆は釘付けとなった。
  • 先に進むためにそろりと農道を進んだが、とうとうアマサギは南の方に飛んで行ってしまった。
  • 未だあまり丈の伸びていない稲の田圃と湖畔林に挟まれた道を進んだ。至る所からオオヨシキリの元気なさえずりが聞こえてきた。
    風が強いため穂先に出てこないのか姿の確認は困難であった。
  • 道中幼鳥と思われるムクドリ、ハクセキレイ等を確認した。なぜか巣材を銜えたホオジロも居た。
  • 道の駅草津でトイレ休憩後、葭の育成地の方に向かった。レンコン畑はやっと茂り始めたところか。
  • 田圃の中に白鷺を見つけ、チュウサギと判定した。
  • 道の駅方面に戻り交差点を渡り、烏丸半島に入った。湖面に水鳥の賑わいは無かった。その中でオオバンが複数居残っていた。
  • また、赤野井湾入口のテトラポットにカモメ類が居た。黒い頭からユリカモメと判定。
  • 琵琶湖博物館の近くで鳥合わせして解散した。例年なら熱中症を気にする時期ですが、肌寒い中、遠路はるばる参加された皆さん、お疲れ様でした。
  • 担当 :  西迫、坂根、坪内                    
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    (撮影・西迫)
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    (撮影・西迫)
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    (撮影・池上)
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    (撮影・池上)
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    (撮影・池上)

2025年5月25日(日)/石山・国分里山探鳥会参加者数:9名/見聞鳥数:18種
  • 前日からの雨が朝になっても降っている状況でしたが、天気の回復に期待して探鳥会を実施しました。
  • 集合時刻には雨も上がり、バスに乗っていざ探鳥地へ。
  • ウグイスが華麗に囀り、それに負けじと応じるかのようなホトトギスの声にも送られて、初夏の里山エリアへと入って行きます。
  • うっそうとした木々の中、所々で夏鳥の声が聞こえます。が、姿はなかなか捉えられません。
  • お目当てのサンコウチョウも複数羽のものと思しき声が聞こえたものの、残念ながら今年も姿は確認できませんでした。
  • 行程の後半でキビタキの姿を見た方もおられましたが、ちょっと寂しい成果のまま帰路につきました。
  • なお今回は雨の影響をなるべく受けないよう、更にはバスのダイヤ改正(減便)にも対処する為、
    整備された道のみを利用(山道や沢を回避)して、当初の計画よりも短いルートを短時間で往復する行程変更を図りました。
    ですので計画通りの行程であれば見聞鳥種も増えていたかも知れません。
    それらの楽しみは来年に回しましょう!参加された皆様、ご協力ありがとうございました!
  • 担当 :  手嶋、森(一)       写真 : 山崎             
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2025年5月18日(日)/山科毘沙門堂探鳥会参加者数:名/見聞鳥数:27種
  • 当日は雨かなと思っていましたが前日の天気予報では曇りとの事で一安心。
  • 駅前の集合場所から近くのビル屋上角にイソヒヨドリを今年も見る事が出来ました。
  • 途中疎水脇でのミーティング後、毘沙門堂を経ての川沿いではツバメ・イワツバメやハクセキレイ・キセキレイをみました。
  • その後、民家脇を過ぎ山林を進んで行くとウグイス・キビタキ・サンショウクイ等が元気に囀っていました。
    その中に期待のサンコウチョウの小さいながらも 囀りも聞こえて来ましたが、残念ながら姿を確認することは出来ませんでした。
  • その他クロツグミ・ヤブサメ・センダイムシクイ・ツツドリやホトトギス等の囀りが聞こえてくる ものの残念ながら姿の確認はかないませんでした。
  • 担当 :  森(昭)、芝原              
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    (撮影・芝原)
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    (撮影・山崎)
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    (撮影・山崎)
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    (撮影・芝原)

2025年5月11日(日)/比叡山山麓探鳥会参加者数:2名/見聞鳥数:23種
  • 担当幹事以外の参加者がなし、という寂しい探鳥会になりました。 曇天でしたが、時折晴れ間があり初夏を感じました。
  • キビタキ、サンショウクイ、センダイムシクイの囀りがよく聞こえました。
    特にキビタキはまだ縄張りが確定していないのか、 オス同士のバトルが繰り広げられていました。
  • いつもは聞こえる、クロツグミ、ツツドリの囀りが聞けなかったのは残念でした。
  • つつじヶ丘のツツジは、7分咲き程度でした。 山頂近くでは、季節が少し遅れているようです。
  • 年々参加者が減少しているので、 来年はコースを変更して林道メインにしようと考えています。
  • 担当 :  大住              

2025年5月7日(水)/京都御苑探鳥会参加者数:18名/見聞鳥数:21種
  • 大型連休が終わり前日の雨も上がって御苑は落ち着きを取り戻していました。
    宗像神社の方からセンダイムシクイの声が、閑院宮邸からはメジロの囀りが響き渡っていました。
    九条池では草刈りが始まっており、鳥影は皆無でした。
  • 鷹司邸跡横のマツ、モミ林の樹上をツバメ、コシアカツバメ、イワツバメが混じり合って50羽程の 群れとなって、いつまでも飛んでいました。
    雨上りでもあり、樹上に大量に虫が発生しているのでしょうか。
    その下を歩くとツバメの歓喜?の声が陽光と共に降り注いでくる様でした。
  • その後、苑内を北に上がる途中ではヤマガラの親子やコゲラ、シジュウカラ、ムクドリを見ましたが、 鳥影は非常に少なく感じました。
    母と子の森でイカルの透る声がしました。
    近衛池では代わるがわる 水浴びする姿をゆっくり観察することができました。
    この後、イカルの声は所々で聴くことができましたが、 下見時に近衛池畔の木に留まっていたアオバトは残念ながら見ることはできませんでした。
  • 児童公園西側のセンダンの木に今年もコサメビタキを見ることができて、ホッとしました。
    宗像神社へ戻る間も鳥影は少なかったですが、途中のヤマガラの親子との出逢いは、空腹や脚の疲れを 忘れさせてくれるものでした。
    12時30分に堺町休憩所で鳥合わせをして解散しました。
  • 担当 :  東端、山崎、木村       写真 : 山崎             
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2025年5月4日(日)/太陽が丘探鳥会参加者数:19名/見聞鳥数:18種
  • お天気に恵まれた大型連休中なので、太陽が丘全体で行事やイベントが催されており、相当な人出でした。
  • ふるさとの森・ふれあいの森を中心に、さえずりの声を求めてゆっくり歩きました。
  • メインのキビタキの声は3〜4か所で聞かれたが、姿の確認はできず!
    「ピッコロロ…」「チョットコイ…」の節回しがすぐ近くでしているのに見つけられないのは、なんとももどかしいことでした。
    (前日の下見では、2羽のキビタキ♂がバトルをしていました)
  • 若葉が茂ってきた木々の中をスズメ、シジュウカラ、コゲラ、エナガ、イソヒヨドリなどがエサ取りに忙しくしていました。
    幼鳥の姿には出会わなかったので、巣立ちはこれからなのだろうと思う。
  • 探鳥後、会員の植田光弘さんから「身近な野鳥の頭蓋骨標本」を見せていただいた。
    手で触ったり、比べたりして珍しい体験ができました。
  • それにしても商業化が進む「太陽が丘」は、ますます野鳥たちに住みにくい環境になっています。
  • 担当 :  坪内              
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    (撮影・山崎)
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・山崎)
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・杭田)

2025年4月28日(月)〜5月1日(木)/有明湾シギ・チドリ探鳥ツアー参加者数:名/見聞鳥数:種
  • 4/28 大阪南港から名門大洋フェリーで新門司港へ
    少しトラブルもありましたが、全員集合時間までにそろい無事乗船できました。
  • フェリーでは、京都野鳥の会用に女性用と男性用のツーリスト部屋(扉付きの部屋) が用意されていて、安心してくつろげました。
    ゴールデンウィークで混雑が予測された船内レストランもそれほどの混雑もなく、 かなりリーズナブルな値段のビュッフェスタイルでした。
  • 新門司港からは、遠賀交通バスで途中のサービスエリアで購入した朝食をバス内でいただきながら東与賀干潟へ。
    満潮1時間ほど前に到着、持参した長靴に履き替えビジターセンター「ひがさす」へ。
  • ここで、日本野鳥の会佐賀支部で毎日のように東与賀干潟の観察をされている田中丸さんの 案内で飛来したシギ・チドリの観察を始めました。
  • 満潮少し前からの探鳥で、背の高いホウロクシギ・ダイシャクシギの群れを観察できました。
    また、引き潮の段階で戻ってきた小さなシギ・チドリがハヤブサの飛来で
    海中でのイワシの群れやツバメの塒入りのような大きな群れになって飛び交う姿に歓声が上がりました。
  • ゆっくり観察して、遠賀観光バスでセットしていただいた昼食レストランへ。
  • その後、荒尾干潟へ行くも、すっかり潮が引いて遥か彼方にいるシギらしき鳥は、スコープでも判別 出来ませんでした。
  • また、東与賀干潟と比較して小さい(関西の干潟と比べると比較にならないくらい大きいが)ため、 翌日は直接東与賀干潟に直行することに決定。
    16時前にホテルAZ熊本荒尾に到着。ビジネスホテルで宿泊料は安かったが、 夕食・朝食ともビュッフェスタイルで十分満足できるものでした。
  • 30日は、朝食後早々に出発。東与賀干潟に8時30分頃到着。
    昨日お世話になった田中丸さんだけでなく宮原佐賀支部長も来られて、二人で案内していただけました。
  • 満潮2時間前からの観察で潮が満ちてくるに従って、近寄ってくる沢山のシギ・チドリが観察できました。
  • 我々が訪れる大阪湾では出会う機会がないか、非常にまれにしか出会えない、オオハシシギ・ツルシギ・ ウズラシギ・エリマキシギ・オオソリハシシギ・クロツラヘラサギ・ズグロカモメ・コオバシギ・ シベリアオオハシシギなどをスコープに入れて紹介していただけ、参加者一同大満足でした。
  • 京都野鳥の会だけでは、あれだけ多数のシギ・チドリの中から探し出すことは困難だったと思います。
    私個人としては、特に、夏羽のツルシギや大型のシギに出会う機会がなかったので、貴重な経験ができました。
    また、機会があれば訪れたいと思いました。
  • 最後に、佐賀と言えば「カササギ」ですが、バスの窓から電柱にカササギの巣(球形)が何度も見え、
    荒尾干潟のビジターセンター前の電柱の巣では、2羽のカササギが頻繁に出入りして、餌を運んでいました。
  • 天候にも恵まれ、実り多い探鳥ツアーになりました。何よりも、何事もなく無事に戻れたことにホッとしております。
  • 田中丸 様、宮原 佐賀支部長 様
    4 /29 30 両日の有明湾シギ・チドリ探鳥のお世話をいただき有難うございました。
  • 担当 :  坂根         

2025年4月20日(日)/大宮谷林道(比叡山)探鳥会参加者数:9名/見聞鳥数:25種
  • 天気は下り坂。雨を心配しながらも、気温が高くならず一安心。 
  • 参道には、シザレザクラがまだ残っていて、見上げるとツバメが舞っていました。
  • カワラヒワ、イソヒヨドリ、ハイタカが現れ、イカルも鳴いています。
  • しかし、林道に入ると一転、鳥の姿が見えません。たまにカラ類の声が聞こえるばかりです。オオルリの声が聞こえたものの、姿は確認できません。
  • 坦々と上り坂を歩く中、沢を飛び移るカワガラスを見つけました。
  • センダイムシクイの声も聞こえてきました。ミソサザイも響き渡る声で鳴いていますが、なかなか 見つけられません。
  • ようやく、体を震わせながら囀る姿を観察することが出来ました。
  • 比叡山横川中堂で昼食の後、来た道を戻る人、バスで帰る人に分かれて解散しました。
  • 鳥が少なく、期待の夏鳥に出会えず残念でした。
  • 担当 :  土橋、手嶋    写真 : 山崎          
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2025年4月9日(木)/植物園・賀茂川府民探鳥会参加者数:24名/見聞鳥数:33種
  • 例年より遅れて開花した桜が満開を迎えていた。 人出に鳥影が反比例しないように祈りながら北門から出発した。
  • クスノキ並木にトラツグミ、アカハラがいるとの情報が入り、足早に向かう。
  • まず現れたのはシロハラ。続いてトラツグミの地面をつつく姿が。 渡る前の栄養補給に夢中らしく、久し振りにゆっくり見ることができた。 すると、その近くの草陰からアカハラも現れて、大型ツグミ類三役の「揃い踏み」となった。
  • 植物生態園で出会ったエナガは尾羽が曲がっているので抱卵中のメスのようだ。
  • 賀茂川ではカモ類の姿はすっかり減り、ヒドリガモ10羽程とキンクロハジロ、コガモが数羽残っているのみだった。
  • しかし、春の訪れを感じる二つの出逢いがあった。一つはイカルチドリのヒナとの出会い。 もう一つは夏羽のノビタキとの出会いだった。
  • 暖かな日差しの中で、人出に負けることのない鳥影との出会いを楽しむ事ができた。
  • 担当 :  山崎、東端、木村         
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・山崎)
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    (撮影・山崎)
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    (撮影・山崎)
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    (撮影・山崎)
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    (撮影・山崎)
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    (撮影・山崎)

2025年3月23日(日)/(春の)淀川中流域探鳥会参加者数:20名/見聞鳥数:40種
  • 快晴で徐々に気温が高くなり上着を脱がなければならないくらい暑くなりました。
  • これまで通っていた通路が工事で通行止めのため天野川の堤防に出て探鳥を始めました。
  • 青空の中をイワツバメの群れが飛び回っていました。
  • 天野川の土手にモズ、ジョウビタキがおり、川では冠羽や飾り羽の美しいコサギの採餌を観察しました。
  • 河川敷のヤナギ類が芽を吹き始めており、ウグイスのさえずりを聞き、春を感じさせてくれました。
  • 淀川にオオバンが多いでしたが、少し遠い対岸付近にホシハジロ、キンクロハジロ、オカヨシガモがいました。
  • 遠くの中州にカモメ類がいるのですが、スコープを使っても識別が難しいでした。
  • 道路付近の樹木が伐採されていましたが、わずかに残っている木立にアトリの群れ、カワラヒワがいました。
  • アトリの中に頭部が黒くなった夏羽の個体を見つけて喜び合いました。
  • カメラマンが集まっている所でオオジュリンを見ました。
  • ヨシガモが10羽近くいたことと、キンクロハジロの群れが、中州に約30羽、湾曲した部分に約20羽いるのが特徴的でした。
  • 種類数は多く観察できましたが、個体数は1羽から3羽くらいと大変少ない状況でした。
  • 昼食後は、風が強く吹き、川に白波が立っていました。
  • 昨年更地になっていた川べりは、夏の間に草類が繁茂していたため枯草に覆われていました。
  • 淀川河川敷の樹木が伐採され続けており、野鳥の生息環境としては寂しい状況で、早い回復が待たれます。
  • 担当 :  森(一)         
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・山崎)
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    (撮影・山崎)
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    (撮影・山崎)

2025年3月9日(日)/伊庭内湖探鳥会参加者数:17名/見聞鳥数:38種
  • お昼に立ち寄る予定だった水車公園(カヌーランド)が改修工事中であると下見の際に分かった為、 行程を短縮して能登川駅に戻る“半日コース”に変更しての開催となりました。
  • 出発してすぐ、街中を流れる川でカワセミが登場。幸先の良さを感じてスタートしたものの視界の開けた農耕地では鳥の姿が乏しく、 アオサギでおなじみの大濱神社から水郷の面影を残す町並みを抜け、目的地の伊庭内湖を目指します。
  • ところが強風の影響もあってか伊庭内湖でも鳥の姿はあまりなく、湖面も寂しい印象でした。特にカモ類の個体数が少なくて、 例年だと群れているオオバンなども数えるほど。
  • ちょっと物足りない気分の中で帰りの時間が迫ってきた矢先、 木の枝にジッととまっているサギをジュニアの会員さんが見つけてくれて、全員が時間を忘れて見入る事ができました。
  • 帰り道ではチョウゲンボウが至近距離で華麗なホバリングなど披露してくれ、ビンズイの姿を見た人も。 まさに「終わり良ければ…」で幕を閉じた探鳥会でした。
  • 来年はまた水車公園まで足を延ばす行程に戻し、更に多くの鳥達との出会いに期待したいです。 強風の中、予定した時間通りにしっかりと歩いてくださった皆様、本当にお疲れ様でした!
  • 担当 :  手嶋、西迫         
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・山崎)
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    (撮影・山崎)
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    (撮影・山崎)

2025年3月5日(水)/鴨川探鳥会参加者数:6名/見聞鳥数:33種
  • 曇り空の中、七条大橋東詰北側から鴨川の方を見ると、鴨川はここ数日の降雨の影響で水量は多かったのですが、 キンクロハジロ♀(嘴の付け根が白いタイプ)、ホシハジロ♀、マガモが泳いでおり、カワアイサが盛んに川に潜っていました。 また、鴨川の上方を数羽のユリカモメが飛び交いました。
  • 川岸の道を上流に向かって歩くと、岸辺の草地付近にアオサギ、コサギ、カルガモ、マガモ、コガモ、オナガガモ、オカヨシガモなどがおりました。 また草地ではヒドリガモ、オオバンが草を食べておりました。
  • しばらく行くと、本流をキンクロハジロが泳いでいました。また、川の中の小島を拠点にしてハクセキレイが飛んで、虫を捕えていました。
  • 四条大橋が近くなると雨が降り出して、傘を差しながらの探鳥となりました。
  • 三条大橋付近の川の土手にイソシギが飛んで来て餌を探していました。また、ホシハジロが休む砂利の中州にキセキレイが飛んできました。
  • 御池大橋を超えたところで、ジョウビタキが小枝を飛び移り、鴨川をカンムリカイツブリが泳いでいました。
  • 芝生の段の上でイソヒヨドリがしばらくじっとしていました。
  • 夷川(放水口)の橋を渡ると、対岸の芝生にツグミがいました。
  • やがて丸太町橋に到着したので、雨を避けて橋の下で鳥合わせを行いました。
  • 担当 :  山崎、森(一)、坪内、東端    写真 : 山崎          
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2025年2月23日(日)/桂川流域クリーン大作戦と探鳥会参加者数:14名/見聞鳥数:34種
  • 晴れて風のない天気になり、クリーン活動には良い条件になりました。
  • 例年に比べて草丈が短いためゴミがよく見え、清掃活動が順調に進みました。
  • 堤防に捨てられたゴミが、下の草地にたまっていました。ペットボトル、タバコの吸い殻などが目立ちました。
  • 活動の区域を越えて清掃活動を行った方があり、セイタカシギ、アオアシシギを見つけることができました。
  • このコースでは初めてのオシドリとキジを観察しました。
  • モズの個体数が多く、密な状態であったことが今回の特徴でした。
  • ヒヨドリが白菜を食べに降りていました。
  • オオバン以外の個体数は少ない状況でした。
  • 松尾橋付近の樹木が伐採され、土砂も撤去されており、野鳥の生育場所としての環境が悪化していました。今後の回復が待たれます。
  • 鳥合わせでホオジロガモをあげていましたが、後刻写真で確認するとキンクロハジロと連絡があり、見聞鳥から除外しました。    
  • 担当 :  芝原 森(一)(報告)         
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    (撮影・芝原)
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    (撮影・芝原)
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    (撮影・芝原)
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・山崎)
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    (撮影・山崎)
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    (撮影・山崎)

2025年2月16日(日)/太陽が丘府民探鳥会参加者数:19名/見聞鳥数:25種
  • 昨日の雨もやみ、雲は多いものの時々晴れ間も広がる天気になりました。
  • 調整池に向かう途中で、メジロ、シロハラ、ヒヨドリなどに出会いました。
  • 調整池にはコガモ、マガモ、カイツブリ、ヒドリガモ、キンクロハジロなどがいまし たが、数は少なくなかったです。
  • 調整池から公園に戻りトラツグミがいるのが見つかり、観察しました。
  • ふれあいの森ではアトリ、モズ、ツグミなどが見られました。
  • メジロとシロハラはたくさんさんいましたがその他の鳥は少なかったです。
  • 担当 :  神谷、坪内、前田、綾本、森(昭)         
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・山崎)
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・山崎)

2025年2月9日(日)/京都御苑探鳥会参加者数:14名/見聞鳥数:24種
  • 朝起きると道路一面、真っ白でした。数日前から、今季一番の寒気が続いています。
  • 雪が舞う中での出発となりましたが、時折晴れ間も覗きました。
  • 早々にツグミ、ジョウビタキが姿を見せてくれました。寒さのためか、スズメもふっくらとして見えます。
  • 賀陽宮邸跡付近では、綺麗なルリビタキの雄をじっくりと見ることが出来ました。
  • ビンズイやアトリの小さな群れも観察しました。(何を食べていたのでしょうか?)
  • いつもと違った雪景色の御苑を楽しみながらの探鳥会でした。
  • 解散後、令和7年総会へ向かいました。
  • 担当 :  土橋、森(一)         
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・山崎)
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    (撮影・山崎)
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    (撮影・山崎)

2025年2月6日(木)/宇治川・大吉山探鳥会参加者数:7名/見聞鳥数:34種
  • 今季最強・最長の寒波が日本列島を覆っているので寒さの覚悟はしていたものの、冷たく強い西風は骨身に染みるほどでした!
  • 手袋の中の指がかじかんで、極寒を体験する探鳥会でした。
  • このような気象の中でイワツバメの集団が上空と水面を活発に飛翔する姿は圧巻なり。コシアカツバメが1羽混じっているのが確認できました。
  • 川の中ではキンクロハジロ、ホシハジロ、オオバンが繰り返し上流に向かって飛んで戻る様子が見られました。
  • 大吉山は2週間前から通行禁止で伐採作業が行われていたので、どんな環境になっているのか心配でした。
  • 展望台から宇治川や平等院鳳凰堂の景色がよく見えるように伐採されていました!クロジやアオジは戻ってくるだろうか・・・?
  • ヤマガラは元気でした。たくさん居ました。登山者がピーナツを掌に載せて差し出すと、すぐに飛んで来ました。
  • 野鳥の水場は凍り付き、気温は1℃でした。
  • 担当 :  坪内、太田         
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・山崎)
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    (撮影・山崎)
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・山崎)
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    (撮影・山崎)

2025年2月2日(日)/木ノ浜探鳥会参加者数:9名/見聞鳥数:47種
  • 昨夜来の雨が上がり、一日中曇り空なるも風が穏やかな探鳥日和であった。
  • 遙か彼方まで視界を遮る物が無かったためか、電柱の上にとまっているものに目が行った。チョウゲンボウとノスリを確認できた。
  • また、田圃に降りているカラスの群れの中にミヤマガラスがいた。 何カ所かでトラクターが田起こしをしていたが、一瞬舞い上がったタゲリや、トラクターにまとわりつくアオサギ、ダイサギやハクセキレイもいた。
  • 耕された田圃に散らばった群れのカワラヒワは鮮やかな色合いであった。
  • 葭原上空を滑空するチュウヒを見た後、横断歩道で湖岸道路を渡って昼食地とした木ノ浜園地沖の琵琶湖には多くのカモが浮かんでいた。
  • 昼食後は先程の横断歩道を渡り直して、木ノ浜内湖と水路、ゴルフ場を横目に見て免許センターを目指した。 この辺りでは、隠れたり出たりするバン、杭の上からダイビングするカワセミ、ミサゴ、ハヤブサに目が行った。
  • かなり長距離の行程に、参加された皆さん、お疲れ様でした。
  • 担当 :  西迫、森(一)         
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・山崎)
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    (撮影・山崎)
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    (撮影・山崎)
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    (撮影・山崎)

2025年1月22日(水)/平城宮跡・池巡り探鳥会参加者数:19名/見聞鳥数:50種
  • 朝のミーティング場所では数多くのメジロが採餌?の為か樹木から飛び出しては 舞い戻りをくりかえしていました。
  • 佐紀池ではミコアイサ♂♀・カワセミの他、 数多くはかったがマガモ・カルガモ・カイツブリ・ハシビロガモ等が、
    その後道中 ではシメ・ジョウビタキ・モズを確認。
  • 水上池ではコガモ・カンムリカイツブリ・ カワウ等の他、遠くの岸近くにオシドリとトモエガモ5〜6羽を見る事が出来ました。
  • コナベ古墳からヒシアゲ古墳、ハジカミ池を周り再び水上池に戻る途中ではノスリ・ ハイタカ・オオタカ等の他
    アカハラ・アトリ・ベニマシコ・ウグイス等を大極殿西の 葦原ではアリスイには会えなかったが、
    待望のオオジュリンに出会うことができました。
  • 朝は冷え込みましたが昼頃には12度近く気温も上がり良いコンデションでの探鳥会でした。
  • 担当 :  森(昭)、太田     写真 : 山崎          
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2025年1月19日(日)/野洲川河口探鳥会参加者数:16名/見聞鳥数:55種
  • 瀬田川洗堰での水位が昨年−78cmに対し、今年−43cmであるので、野 洲川河口の環境は様変わりでした。すなわち、河口の干潟は無かった。 
  • 琵琶湖対岸の比良山系はしっかりと冠雪していたが、風がなく穏やかな探鳥日 和であった。まだ開花に早い菜の花畑の人出が多く、釣り人も散歩者も多かった。
  • 探鳥時間を稼ぐため下車するバス停を案内より一つ先の琵琶湖大橋東詰とした。 朝の挨拶の前にノスリ登場と幸先良く始まった。琵琶湖大橋近くの入江に昨年い たゴイサギは今年は見られなかった。
  • 湖畔の灌木や薮にはウグイス、メジロ、ジョウビタキ、ヒヨドリなど小鳥類が 飛び交っていた。鴨類は一通り見聞できたが、数は少なかった。昨年見られた野 洲川河口沖合の干潟は今年は無かった。
  • 野洲川の河川敷も中州も雑木が伐採され環境が単調になった。丈の高い草地に ホオジロ、ベニマシコ、ツグミ、中州の砂地にタヒバリ、イカルチドリがいた。 空にはハイイロチュウヒ、ミサゴが舞い、神社の木立にハシボソガラスに交じっ てミヤマガラスもいた。
  • 今年も野洲川歴史公園サッカー場バス停の出発時刻に何とか間に合う羽目にな った。参加された皆さん、お疲れ様でした。今年も帰りのバスの時刻に余裕が無 かった事は道中の鳥たちに免じてご容赦よりください。
  • 担当 :  西迫、芝原         
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・芝原)
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・山崎)
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    (撮影・山崎)
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    (撮影・芝原)
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    (撮影・山崎)
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    (撮影・芝原)

2025年1月12日(日)/服部緑地公園探鳥会参加者数:16名/見聞鳥数:42種
  • 朝、雨が降っていたため参加を躊躇しながら参加された方が多いでしたが、集合時には青空が広がりました。
  • 公園入口の川にハクセキレイ、キセキレイ、ジョウビタキが見られ、幸先の良いスタートとなりました。
  • 花が咲き始めたビワの木があり、多数のメジロが蜜を吸いに来ており、鳴き声が響いていました。
  • 池にはミコアイサがおり、カワセミも近寄って来て美しい姿を楽しみました。
  • タイワンフウの大木にたくさんの実がぶら下がっており、数羽のカワラヒワが餌を採っていました。
  • 細い水路のある道に行くと、ヤマガラ、シロハラ、アオジを見ることができました。
  • アオバト、オオタカを見つけていただきました。多くの目があると良いですね。
  • 池では、オオバン、コガモ、ヒドリガモ、バン、オナガガモを近距離で観察し、脚、嘴、羽の様子などを確認しました。
  • 木のベンチに座り、日光に当たりながら気持ちよく昼食を摂りました。
  • 最後の池でもミコアイサがおり、アオサギ、ゴイサギ、キンクロハジロ、ハシビロガモを観察しました。
  • 終盤にやっとツグミが見られました。冬鳥の少なさが気がかりでした。
  • 最後に、スコープで見ていると、1羽のトモエガモが横切りました。驚きました。
  • 担当 :  木村 森(一)(報告)     写真 : 山崎          
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2025年1月5日(日)/新春植物園・賀茂川探鳥会参加者数:50名/見聞鳥数:47種
  • 晴天の新春植物園・賀茂川探鳥会になりました。集合場所では、長年京都野鳥の会を支えてきていただいた方々、 普段の例会には足が遠のいていた方々にもお会いでき、新年の挨拶・近況など会話がはずみました。
  • 11時に賀茂川門前集合を決めて各自園内を自由に散策・探鳥を楽しんで頂きました。
  • 今年は、アオジ、アトリが比較的よくみられ、アオゲラ、アカゲラ、ルリビタキに出会えた方も居られました。
  • 賀茂川では、ここ数年非常に少なかったユリカモメの群れが見られ、 中には足環標識をつけた個体もいました。
  • ヒドリガモ、マガモなどのカモ類やセキレイ3種、サギ3種の他、カワセミ、イソシギ、イカルチドリなどの姿も見られました。
  • 鳥合わせの最中にハイタカが上空を舞いました。
  • 今年から、アクセスが容易な北山門に変更しましたが、混乱もなく参加者数は例年並みの50名でした。
  • 担当 :  坂根         
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・杭田)
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    (撮影・山崎)
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    (撮影・山崎)
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    (撮影・山崎)