京都野鳥の会・探鳥会記録(2006年)


2006.12月23日(土・祝) /湖北バスツアー探鳥会参加者数:79名 /見聞鳥数:58種
  • 京都駅八条口をほぼ予定通り8時に出発。まず琵琶湖の烏丸半島へ向かう。
  • 烏丸半島で30分、トイレ休憩と付近を探鳥。琵琶湖の沖合にひときわ目立つ真っ白なオオバン(アルビノ)が浮かんでいました。
  • 湖岸道路を北上するに従って、お天気模様が怪しくなり、時折は時雨れるように…。
  • 早崎ビオトープでバスを止めてもらい、池に浮かぶたくさんのコハクチョウを観察。田圃の草むらの中では、4羽のマガンを見る事もできました。水鳥センターでは見られなかったので、ここで見ておいてラッキーでした。
  • 湖北水鳥センターで、昼食と観察。期待のオオワシは、残念ながら山本山からは飛び去って、遠くの岬に。プロミナーの倍率を目一杯上げて、視力検査のつもりで集中、やっと白い点が見えました。これがオオワシの肩の白だとか。
  • センターで、オオワシのビデオを見せていただきました。見事に琵琶湖の魚(主にブラックバスとか)を捕らえるものの、いざ食べようとすると、カラスやトビにちょっかいを出されて、なかなか落ち着いて食事にありつけないオオワシの姿が、何とも印象的でした。
  • その後は西池へ。多くのカモの中に、トモエガモを見つけて皆さんで観察。
  • さらに予定外の三島池へ。オシドリが美しい姿を見せてくれました。期待の「逆さ伊吹」は、池にさざ波が立っていたのと、伊吹が雲に隠れ、残念ながら見られませんでした。
  • このツアーを通じて、早崎ビオトープから三島池まで、地元の饗庭さんに、大変お世話になりました。この場を借りて、お礼申し上げます。
  • 報告:福田  

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2006.12月17日 /巨椋干拓田探鳥会参加者数:23名 /見聞鳥数:25種
  • そんなに寒くもなく、風も強くなく、雨の降らない、丁度良い探鳥日和になりました。
  • チョウゲンボウが度々(多分5回位)見られました。その内の何回かは、同じ個体を違う場所で見たのだと思います。なぜか♀ばかりでした。
  • 昼食後、ここでは珍しいと言う、ミサゴが出ました。つかの間の青空をバックに、ゆっくりと旋回して、それはそれは美しくて、ため息がでるほどでした。一度だけ、私たちの方をジロッと見たように思えました。そう!確かに目線があったような気がしました。
  • 最後に、ミヤマガラスを間近に見ることができて、肉眼でもその特徴あるかお、くちばしなど、じっくりと勉強することができました。
  • 報告:奥 村

2006.12月10日(日) /桂坂野鳥遊園探鳥会参加者数:36名 /見聞鳥数:16種
  • 久しぶりの桂坂です。
  • お天気のことは気にしなかったのに、後背林を散策しようと歩き出すと時雨。少々逡巡しましたが、ぜひ歩きたい…というご要望もあり、決行。
  • 90歳超のMさんもこの急坂を一緒に登り、いつもながらのお元気ぶりに、他の参加者もたっぷり元気をもらいました。
  • 野鳥の方は、ちょっと寂しい。下見の時はアオゲラが姿を見せてくれたのですが、今日はだめ。
  • 散策から観鳥楼に戻り、麻生さん撮影のビデオを鑑賞させていただきました。ヤツガシラ、シロハラクイナ、レンカクなどなど、珍しい鳥の姿を、玄人はだしの美しい映像で見せていただきました。
  • そうそう、朝、池にオシドリが姿を見せ、皆さんを喜ばせてくれました。
  • 報告:福田  写真:甲田、大住

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池に姿を見せたオシドリ
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90歳超のMさん
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麻生さんのビデオ鑑賞

2006年12月3日(日) /平城宮跡と水上池探鳥会参加者数:35 /見聞鳥数:45
  • 前2週続けて雨のため探鳥会が中止になっていましたがこの日はいいお天気で、冬らしい寒さも出てきて冬鳥探鳥の絶好の日となりました。
  • 9時30分平城宮資料館横を出発。
  • 近くの場所にアリスイがいるはずなのですがなかなか見つかりません。あきらめ掛けた時、後ろの方から 「見つけた」の声。どこ?どこ? なかなか見つけられませんでしたがでも全員がしっかり見ることが出来ました。
  • 水上池では、オシドリ、ヨシガモ、トモエガモの主役級のほかミコアイサ、オナガガモ、マガモ、ヒドリガモなどが見られました。
  • 昼食を食べ始めた時上空をオオタカ、ハイタカが立て続けに何度も飛び、空を見上げながらの昼食となりました。
  • 御陵の北側を回りハジカミ池に行きました。ハシビロガモ、ホシハジロ、ヒドリガモが見られました。
  • 最後に水上池戻った時にはバン、オオバン、 そしてカワセミが"とり"をとってくれました。
  • 報告 神谷

2006.11月24日 /賀茂川探鳥会参加者数:27名 /見聞鳥数:30種
  • 心配していた雨にもならず、快晴に恵まれ、北大路橋を 下流へと 出発。
  • カモ達は勢ぞろい、みんな気持良さそうです。
  • ユリカモメも70羽以上が 群れ飛び 美しい鴨川の風景でした。
  • カイツブリが4羽、どうも家族のようです。ある地方では 「チャッポリガモ」というそうですが、 何とも可愛らしい呼び名ですね〜。カモではないけれど、泳いでいる姿は まるでカモの雛のようです。
  • 中州は行政との話し合いで、60% 刈り込まず 残されているとか。街の真ん中に これほど私たちを癒してくれる川がある事に 感謝しつつ。
  • 見聞鳥 カワセミ イカルチドリ他 30種 参加 27名     担当 山下 中島 藤林
  • 報告:藤林

2006.11月12日(日) /宇治田原高尾探鳥会参加者数:21名 /見聞鳥数:32種
  • 曇りのち晴れ
  • 11日から急に、天気が冬型気圧配置になり、天候が不安定になりました。
  • 本日12日も日が射してきたとたんに時雨れるという状態でした。昨年の温暖な気候と違って、風も強く、野鳥も飛び難くそうである。
  • カラスとトビが強い西風に飛翔していた。
  • 我々の仲間で、その中でオオタカを瞬間に見つけていただいた。又ハヤブサは山頂近くで急降下したのを確認された。
  • ツグミ、シロハラ、確認。河原でクサシギ、バン確認。
  • わずかの晴れ間にメジロ、カラ類の混群を見つけました。今日から冬です。
  • 渋いサル柿がたわわに実をつけ、ハウチワかえでが真っ赤に紅葉し、サネカズラや野菊が咲き、冬の入り口の、のんびりした、探鳥会でした。
  • 担当者、多賀、山下、坪内。 報告:多賀靖治

2006.10.29 /二上山探鳥会参加者数:21名 /見聞鳥数:19種
  • 大津皇子ゆかりの地 雄岳と雌岳をめぐる「ふたかみやま」。
  • 特Aのコースにて参加者は21名。内最高齢者は80歳を越えたK氏。深まりゆく万葉の地を皆さん元気に歩きました。
  • 雄岳山頂にては、わずか24歳で非業の死を余儀なくされた悲劇のプリンス大津皇子の墓に参拝。
  • 途中道に迷いながら雌岳に辿り着く。眼下に奈良・大阪の町を眺めながらお弁当を広げる。
  • 当会初のコース。予想に違わず見聞鳥は19種と低調トホホホホホホ。
  • “うつそみの人なるわれや明日よりは二上山(ふたかみやま)を弟世(いろせ)とわが見む”大来皇女(おおくにのひめみこ)
  • 報告:山副

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2006年10月22日 /天王山山麓探鳥会参加者数:41 /見聞鳥数:24
  • 遠い集合場所にも関わらず、41名の参加者がありました。
  • 集合場所では、メジロ、カワラヒワが多く見られ、よく声が響いていました。
  • 頭の羽がはねているようなカワラヒワ(寝相が悪かった?)が電線に止まっていて、笑いを誘っていました。
  • 早く来られた方は、上空にノスリが出現、しばらくして、近づいてきてよく見えました。
  • 小学校の壁面にコシアカツバメの巣が多数ありました。今年は繁殖数が少ないでした。
  • お茶屋池では、カイツブリ、カルガモ、マガモが見られました。ちょっと時期が早かった?
  • 今年は、この時期、住宅街のすぐ傍までイノシシが出てきているため、イノシシ対策のフェンスが設置されていました。
  • 聖天山では、メジロ、ヤマガラが多くいました。ヒヨドリも多くいたのですが、だれも関心を示しませんでした。かわいそう…
  • 竹林を通り、大山崎山荘の裏に出て、宝積寺に入りました。そこにおられた大山崎町のボランティアの方に寺の歴史や天王山の歴史についてのお話を聞かせていただきました。
  • 12時前、少し早いでしたが、三重の塔の前でとりあわせをして解散しました。
  • 初めてのコースでしたが、みなさんいかがでしたでしょうか。参加された方、補足をお願いします。
  • 報告:森一眞
  • お天気に恵まれて、楽しい探鳥会でした。担当幹事様、お世話になりました。
  • ジョウビタキ♂を、二箇所で見ることができました。私にとっては、今シーズン初認となりました。
  • 奥 村

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2006.9月30日〜10月1日 /伊良湖岬ワシタカ探鳥ツアー参加者数:45名/見聞鳥数:52種
  • 9月30日晴れ、7時45分京都駅八条口スタート、京都南ICから愛知、豊川ICを目指す。豊川稲荷11時30分到着。30分程でとり急ぎお参りをする。
  • 次に汐川干潟の探鳥地を目指す。事前に汐川干潟の管理人さん(藤岡エリ子様)にメールで、 探鳥地のアドバイスをしていただく、彼女は紙田川河口を推薦されたので、そこを目指して、バスで、行きましたが、道路が狭く、おまけに駐車場がなくて、大変でしたが、バスの運転手さん、ガイドさんの協力で、そこに行く事ができました。
  • ここで昼食と探鳥を兼ねて1時間少しの昼食、探鳥を行いましたが、晴れていて、おまけに紙田川は小潮でしたが、シギチの種類も10種ほど見られ、その中で、ソリハシシギガ5羽から10羽の集団で、飛びまわり、結構満足しました。
  • そこから水鳥を探鳥してから、伊良湖ホテルに行きました。このホテルは規模は小さいものの、探鳥地に 近く、便利でした。
  • ホテルに到着後、1時間休憩してから、皆さんと一緒に、岬一周の探鳥散策に出かけました。このホテルの屋上からエゾビタキが見られました。
  • 岬一周探鳥の時には、、木にとまっている、サシバが2ないし3羽、見られた人もおられました。
  • ホテルに戻り、休憩、入浴、6時半から夕食。
  • あくる日、10月1日(日)、朝、6時、雨模様、早朝探鳥をする。ホテルの前、コジュケイが鳴いている。
  • 霧雨と小雨を繰り返す。前日行った、岬の駐車場に行く。各地から、野鳥観察愛好家が車を、基地として探鳥されている。
  • 2時間探鳥する。サシバが前の丘の上で、休憩しているのを、2、3ヶ所、探す。アマツバメも飛んでいる。カケスも30羽で渡る のだろうか?群れて飛んでいる。ヒヨドリも同じく渡るのか?
  • 今年はサシバの渡りのピークは23日、24日であった。今日は雨が降り始めているので、ワシタカ達は、渡らないらしい。 残念である。
  • 8時、朝食にホテルに帰る。食事後、雨がきつくなってきた。渡り観察を中止して、バスで10分ほどのダム湖、初立池公園に、水鳥と、野鳥観察に行く。雨、降ったり、止んだり。サメビタキを見る。鳥の影、少なし。
  • あきらめて帰りかけに、M氏、ツミを発見。そこにいた人、皆んな、見てバスに戻る。ホテルに戻る。これで残念ながら、ツアーの探鳥は事実上、終了。
  • ホテルにて昼食、フェリーターミナル、伊勢湾フェリー乗船、オオミズナギドリを海上に見て、鳥羽に着く。雨強し。
  • 鳥羽伊勢道路、関SCを通って、午後7時、京都駅八条口到着。お疲れ様でした。
  • 反省、やはりワシタカ探鳥には、天候が80パーセント左右する。再度後日、再挑戦したい。
  •  報告者多賀靖治。ほか担当者清水義博氏、前田 豊氏。

2006.9月24日(日) /曽根沼探鳥会参加者数:10名 /見聞鳥数:35種
  • それがしは近江の国草津辺りに住まい致す太郎冠者でござる。 今日は曽根沼探鳥会に参ったでござる。
  • 今にも降り出しそうな天気の中、10名の善男善女が集まったでござる。
  • 河瀬駅を出てまもなく降り出した雨は、昼を過ぎたあたりから本降りとなってござる。然るに、見聞鳥は35種(1種はジシギsp)になってござる。
  • 河瀬駅を出て真っ直ぐに荒神山を目指し宇曽川に出るや、イソシギ、カイツブリ、カワセミ、サギ、セキレイの出迎えじゃ。
  • 空にはツバメ、コシアカツバメが舞ってござる。
  • 荒神山公園近くの河原では曼珠沙華の咲く草むらの穂先に愛くるしいノビタキに出会い、曽根沼公園ではクヌギの実散る森でエゾビタキの フライキャッチに目を奪われてござる。
  • 曽根沼と野田沼の水面ではいつものカイツブリ、カルガモ、バン、オオバンに混じり、エクリプスのマガモ、コガモ、ハシビロガモやキンクロハジロが遥々北の国から訪れてござった。
  • 皆の衆は、秋雨に降られ草臥れても、渡りの鳥たちには振られる事もなく家路に着いてござる。
  • さらばでござる。
  • 報告:西迫尚

2006.9月24日(日) /太陽が丘府民探鳥会(サシバの渡り観察会)参加者数:51名(会員28名、一般23名) /見聞鳥数:27種
  • 府民探鳥会の広報は10時からになっていたが、会員は9時集合で直ぐに青空を見上げて渡りのタカを探した。
  • 10時に開会を行い公園の所長挨拶、担当者の説明を行い、希望者は野鳥の森への散策も行った。
  • タカは高くて多少見ずらかったが、一時30羽くらいのタカが飛んでいるのが見られた。
  • 昼までにサシバ65羽、ハチクマ5羽が観察できた。その他はノスリ、ミサゴなど。
  • 野鳥の森は季節柄鳥は少なかったがカラ類などが見られた。
  • 参加者は野鳥の会の会員は昨日の2つの例会疲れなどのため少なかったが、一般の参加者が割合多かった。
  • 正午頃鳥合わせをして解散した。
  • 報告:前田 豊

2006.9月23日(土・祝) /鳴門海峡鷹の渡りと吉野川探鳥会参加者数:38名 /見聞鳥数:22種
  • 数日前の天気予報ではこの日台風が近づき雨模様と予想されていましたが、台風は進路を変えてどこかへ行ってしまい、大変いいお天気になりました。
  • 7時30分、38名を乗せたバスが京都駅を出発しました。
  • 10時30分頃鳴門公園に到着、空を見上げましたが、あまりにも天気が良すぎてタカは見にくそうです。
  • 室内例会での成果を発揮しようとタカを探しましたがなかなか姿を見せてくれません。
  • ポツリポツリとサシバ、ハチクマ、ノスリが飛んでいきました。
  • 地元の者と思われるオオタカ、ミサゴ、ハヤブサが姿を見せました。
  • 建物の上にイソヒヨドリがいました。
  • 青空のもとにそびえ立つ鳴門大橋、鳴門海峡の潮の流れ、素晴らしい景色です。
  • 一般の観光客の方たちはその景色を見ていますが私たちのグループは反対の方向を見ています。不思議な集団がいるとに思われたようです。
  • 2時まで観察をして帰ってきました。
  • 報告:神谷厚司

2006年9月23日 /猪子山探鳥会参加者数:23 /見聞鳥数:15
  • それがしは近江の国草津辺りに住まい致す太郎冠者でござる。今日は猪子山探鳥会に参ったでござる。
  • 能登川駅を降りて巽の方猪子山に登ったでござる。
  • 北向岩屋観音の磐座からの眺めは絶景でござった。
  • 猫の額ほどの磐座は先着の日本野鳥の会滋賀支部の面々で鈴生りでござった。
  • 此方京都野鳥の会の参加者は二十数名でござった。
  • 遙か下界から運動会の歓声が聞こえて参った。
  • 秋晴れの空に綿雲が浮かび、時間が経つに従って雲が散り筋雲に、更に雲は薄くなり、天晴れな青空が広がったでござる。
  • 山頂では絶え間なく乾の方角から肌寒い涼風が吹いてござった。
  • 鷹見や如何にと云えば、いづれも丑虎の方角、霊山の方面より
  • 或いは、次から次から沸き上がる鷹柱となり
  • 或いは、流れるが如く空の高みを滑り
  • 或いは、はるか東方の山沿い高く
  • 或いは、荒神山方面より近づき、伊庭内湖上空で鷹柱をなし
  • 或いは、薄白い雲居に混ざりその姿を見失い、
  • 或いは、歓声に頭を上げれば突如頭上目と目が合う程にくっきりと翼の縞模様も鮮やかに
  • 空の高みを滑るが如き鷹の群れは、或いは、三々五々、或いは数十の群れ
  • 朝の内は密度濃く、午の刻に近づくと間をおいて、その数延べ数百にのぼったでござる。
  • 主にサシバとハチクマ、他にオオタカ1羽とトビ
  • 鷹見に疲れた目を正面の栗の頂に向けると、ヒガラがこちらを覗いておった。
  • 過ぎた夏を惜しむ蝉の声や、秋を謳歌する虫の声に、耳を傾けて鷹見を満喫致した半日でござった。
  • 都合見聞鳥は15種にのぼったでござる。
  • 午の刻を過ぎて参加者は鷹見の余韻に酔いしれて下山したでござる。
  • それがしも、さらばでござる。

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2006.8.27 /室内例会参加者数:50名以上 /見聞鳥数:  
  • 野外でのバードウォッチングもままならない連日の猛暑,少々ストレスがたまった?50名を超える会員の参加がありました。
  • 『ワシタカの識別法について』の勉強会。
  • 東洋ゴムグループ環境保護基金からの助成金によって購入したパソコン,プロジェクター,スクリーンなどを使っての初めての室内例会になりました。
  • 定刻の午後1時半,山副会長のあいさつの後,本会所蔵のビデオのうち『ワシタカ目』の鑑賞。
  • 今回の室内例会の主唱者,多賀幹事から会の趣旨説明と,OHCによる画像を使ってワシタカ識別の基礎説明。
  • その後は,中島副会長の体験談。三宅幹事がご自身で撮影された様々なワシタカの写真を使って,望遠デジカメによる識別がいかに有効か…という説得力あるお話。
  • 途中,スタッフのみなさんが用意して下さったお茶とお菓子で休憩。
  • 休憩の後は,各幹事によるワシタカ体験談。
  • 予定ではもっと多くの方たちの体験談をお話いただくはずだったのですが,思ったよりも時間の経つのが早く,最後に『ワシタカ・名前当てクイズ』
  • 30問中,最高得点が22問正解…でしたか?出題者としてはちょっと意外な結果でした。写真だけポン,と出されて名前を当てるのは,難しかったかな?
  • ワシタカについての蘊蓄を話そうと思っておられたかた,時間がなくて申し訳ありませんでした。今後の機会にぜひお願いします。また,参加された皆さま,準備,実行に当たって下さった幹事,スタッフの皆さま,お疲れさまでした。
  • 報告:福田

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2006.8.5 /観月芦原ツバメ観察会参加者数:40名 /見聞鳥数:19種
  • めまいを起こしそうなほどの連日の猛暑にもかかわらず、初参加の方4名を含めて40名もの出席でした。
  • それぞれが熱中症に気をつけながら宇治川の堤防へ。堤防には、本会以外にもいくつかの団体が来ており、ツバメの塒入り観察は多くの人に関心が持たれている・・・と感じます。
  • 電線にはカワラヒワの幼鳥が並んで止まり、羽ずくろいをしていました。体はグレーっぽいのですが、黄色の翼帯ははっきりしています。
  • いつもは声ばかりで姿をなかなか捕まえられないセッカも、よく見れました。
  • ウグイスはまだ元気に鳴いています。
  • 堤防から遠くに見える休耕田には、30羽以上ものケリの集団が、水浴びしたり羽ずくろいしたり背伸びしたり、リラックスしているようでした。
  • ケリから離れた所に、嘴の長いシギが1羽!みんなが交代でスコープを覗き、図鑑と見比べては「タシギ?オオジシギ?チュウジシギ?」・・・と議論をしているうちにツバメたちがどんどん帰って来ました。
  • 西の空が夕焼けで染まり、上空にはいっぱいの塵のように見えるツバメ。芦原の上には洪水のように飛ぶツバメ。あたりはツバメの声で包まれてしまいました。
  • こんなにもたくさんのツバメがよくぶつからないな・・・と感心しながら毎年1回だけ、集団塒入りのこの壮大なシーンに感動しています。
  • 報告:坪内 悦子

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2006.7月23日 /山科川早朝探鳥会参加者数:16名 /見聞鳥数:24種
  • 雨続きで川も増水して、おまけに早朝から小雨が時々降るあいにくの天気でしたが集合場所の六地蔵駅前には、少々天気が悪くても行ってみようと意欲のある人が集まりました。
  • 幸いにも川の水位もかなり下って中州が見えていました。
  • 出発して直ぐ「近鉄モモ」付近の中州に今日の目標であるササゴイが飛んできた。
  • 後はのんびりと散歩のつもりで醍醐まで歩いた。
  • 鳥は少ないようだがツバメ、コシアカツバメが飛び、川にはカワウ、カルガモ、サギ類など、土手沿いにはスズメ、ムクドリ、カワラヒワなどが餌を採っていました。
  • 醍醐付近ではササゴイが水辺で上手に魚を採っているのが見られました。
  • 鳥合わせをしているとき上空を十数羽のアマサギの群れが飛んでいきました。
  • 天気が悪かったせいで暑さはさほどでもなかったのですが若干蒸し暑かったです。
  • 報告:前田 豊

2006.7.16 /御所・アオバズク観察会参加者数:  名 /見聞鳥数:  種
  • 午後5時の集合時間の2時間ほど前だったでしょうか?激しい雷雨に見舞われました。そのため、出足をくじかれた方もあったのでは?
  • それに、今日は祇園祭の「宵山」。そちらに足を向けた方もいたかも知れません。いつもの例会に比べると、ちょっと少なめの参加者だったようです。
  • いつも、出かけてから思い出すのですが、うちわ、虫除けなどは双眼鏡以上に必需品ですね。
  • 今出川御門に集合してから、いつもなら行く「水場」はとばして、近衛邸跡から宗像神社まで。そのため、まだ明るいうちに宗像神社に到着でき、アオバズクの姿もよく見ることが出来ました。
  • 親鳥が、巣立ちしたヒナにアカトンボのごちそうを運んできて給餌する場面も見られたようです。
  • それにしても、現在御所内では、5ヶ所ほどでアオバズクの営巣が見られるとか…。アオバズクにとって御所はそんなに子育て向きの場所なのでしょうか?
  • 梅雨空続きのうっとおしさも、蒸れるような暑さも、緑の中で悟りを開いた達磨大師のようなアオバズクの姿を見ると、すべて吹き飛びます。
  • 1時間半ほどで流れ解散。コンチキチンに誘われて、宵山に流れた方もきっといたのでしょうね…。
  • 報告:福田

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2006年6月18日 /城陽・水度神社鴻巣山探鳥会参加者数:33 /見聞鳥数:20
  • 早朝に雨が降っていたのですが9時前にやみ、探鳥会を催すことが出来ました。
  • JR城陽駅から町中を抜け水度神社へ行きました。 神社の森は葉っぱが生い茂り鳥は見にくいのですが、メジロ、エナガなどが見られました。
  • 神社を抜け鴻巣山へ登ります。途中メジロ、エナガ、シジュウカラ、ヤマガラ、コゲラなどが見られました。鴻巣山はその昔、鴻(コウノトリ)が巣を作ったことからその名が付けられたそうです。
  • 展望台からの眺めを楽しんだ後、鴻巣山公園へ行きました。ここには斜面に約200メートルのローラー滑り台があります。みんなで子供に返り、滑ってはしゃぎました。近くの山でホトトギスが鳴いていました。
  • 展望台で昼食にしました。その時上空を大きな鳥が飛びました。ハチクマでした。これが本日の主役となりました。
  • 下山途中で鳥合わせの後、解散しました。
  • 報告: 神谷 写真:磯部

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2006年6月10日(土)〜11日(日) /戸隠探鳥バスツアー参加者数:47名 /見聞鳥数:37種
  • 8時、定刻通りに京都駅八条口を出発。高速道路も渋滞なく、順調に快走。
  • 前々日に梅雨入り宣言があり、お天気が心配されたのですが、雨も降らず、まずまず。南アルプスの峰々、中央アルプスの山々なども望めました。
  • 戸隠森林公園には3時頃到着。バスを降りると、落葉松林のかなたからカッコウの声が出迎えてくれます。さっそく1時間半ほどの探鳥。
  • 入口近くのみどり池に、可愛いカルガモのヒナが親から離れて泳いでいました。
  • 午後とはいえ、森の中はいろいろな鳥のさえずりで満ちているのですが、京都あたりとだいぶ様子が違うので、耳が慣れるまでに少々時間がかかりました。
  • キビタキ、センダイムシクイなどは、まあまあ私たちにもおなじみですが、アカハラやアオジ、サンショウクイなどの声はうれしい。
  • 何度か訪れて様子のわかっている方たち、森の中で飛び交う3羽のフクロウを見たとか。
  • 明日に期待して、バスで宿舎の「シャレー戸隠」へ。庭の高木のてっぺんで、アオジがさえずっていました。
  • 夜、ちょっと外へ出てみたのですが、期待したトラツグミ、ヨタカなどの声はまったく聞けず。
  • 翌朝は4時半から7時半まで3時間の探鳥。夜明けのコーラスはお天気のせいか、ちょっと寂しい感じ。それでも、さすがに鳥は濃い。
  • あちこちにアカゲラの巣穴があり、プロミナーでたっぷり姿を観察。ゴジュウカラの巣穴もあり、こちらも穴に出入りする姿をじっくり。
  • お目当ての一つ、アカショウビンを求めて奥社の方へ歩いたのですが、近くで声は聞こえるものの、姿を見ることは出来ませんでした。
  • 探鳥の途中からポツリポツリ雨が降り出したものの、それほどひどくはならず。美しい新緑と鳥たちのさえずりをたっぷり味わって、心を残しながら戸隠を後にしました。せめて2泊3日くらいの行程で、ゆっくりのんびり、戸隠の森で過ごしてみたい、というのがおおかたの参加者の声だったように思います。
  • 報告: 福田

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2006.6.11 /春日奥山探鳥会参加者数:24名 /見聞鳥数:22種
  • 緑濃い春日奥山 森林浴探鳥会となりました。
  • 春の花から紫陽花へ。少し寂しい雰囲気。
  • 夏鳥たちも子育て中なのか控えめ 不如帰はせわしそう。
  • 滝坂道の石仏群を見ながら石畳を。奈良平安 江戸時代を忍ぶコースでした。
  • 爽やかな初夏の風に吹かれながらの散策。
  • 戸隠探鳥ツアーもお天気に恵まれ首尾よかったのでは。「きょろろ」赤翡翠にもお目にかかれましたでしょうか?
  • 報告:山副。

2006.6.4(日) /清滝川探鳥会参加者数:43名 /見聞鳥数:20種
  • 連日真夏並の天気が続き、今日も良い天気だった。
  • 川沿いのコースであったので比較的涼しいウオーキングを楽しめた。
  • 京都駅 8時26分発の嵯峨野線に乗り、保津峡で降りる。
  • ミーテイング後9時すぎに出発、保津峡の赤い鉄橋で10分サンコウチョウの囀りを聞くために立ち止まる。 3回ぐらい鳴いたようだが、全員では聞けなかった。
  • オオルリの囀りが峰から降ってくる。爽やかな、きれいな声に聞ほれる。姿は遠くて鳥影しかわからなかった。
  • 落合から清滝川沿いに歩く。近くを流れる水の音、緑のトンネルを歩いてすがすがしい。
  • 清滝から高雄の中間点へ向う。昼食をとり、1時間ほど休む。
  • 例年いるカワガラスを探したが見られなかった。
  • 高雄への途中で、センダイムシクイの声が聞けた。
  • 鳥ではないが、崖の岩一面に白い石斛の花がさいていた。
  • 1時半に鳥合わせ、解散。
  • 報告  清水義博

2006.5.21 /比叡山(青龍寺道)探鳥会参加者数:32名 /見聞鳥数:31+2種
  • 昨日までのうっとおしい天気が嘘のような五月晴れでした。新緑がまぶしい爽やかな山歩きを楽しみました。
  • 見聞鳥種はそこそこの数でしたが、全体的に鳴鳥が少なく静寂に包まれた一時もありました。
  • よく聞いたのは、キビタキ、シジュウカラ、ヒガラ、ウグイスなど
  • 道路の石垣にコガラ、大木の洞にシジュウカラ、そして、お堂の軒端にミソサザイが営巣。
  • ホトトギス、ツツドリ、センダイムシクイ、キビタキ、オオルリの囀り、 アオゲラのドラミングに初夏を感じました。
  • 釈迦堂の上空をオオタカが舞い、サシバ、ハイタカも。
  • 一方、青龍寺では、川村多実二先生の供養塔を詣で、 アオバズクやミソサザイの声に野鳥蕃殖地の面影を見ました。
  • 青龍寺からの下山道は急傾斜でしたが、 一人の落伍者もなく(一人だけ釈迦堂から引き返し)、全員登山口に到着。
  • 懸念はしていましたが、バスが満員のため 一部の人は八瀬まで歩く羽目になってしまいました。ただし、川面をカワセミが滑るように飛ぶのに遭遇。
  • 報告:西迫尚

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2006.5.14 /山科疎水探鳥会参加者数:47名 /見聞鳥数:27種
  • 参加者数と見聞鳥数が抜けていました。

2006.5.14 /山科疏水探鳥会参加者数:  名 /見聞鳥数:  種
  • 新緑に日がさして、気持ちのよい日になりました。
  • JR山科駅前で待っていますと、メジロが柳の木のてっぺんで囀りはじめました。こちらの電線にはセグロセキレイがとまりました。その近くの電柱の上に今度はイソヒヨドリがとまりました。今日は沢山鳥が見られそうだ。
  • 疎水べりでは早速キビタキの声が聞こえます。どこにいるのか?なかなか見つからない。あきらめて立ち去る。目の良いTさんが木のてっぺんにいるキビタキを見つける。あれなら誰でも見られる。ノスリがその上を旋回している。
  • 安祥寺近くの民家の屋根の間に、キセキレイの子供が2羽、巣立ったばかり、親はアンテナの所で、痩せた姿でとまっていました。
  • 今日は、緑色の毛虫の幼虫でしょうか?木から沢山ぶらさがっている。スズメもセキレイも虫をくわえている。今の季節はエサも豊富なのでしょう。
  • 少し山の中へ入る。コゲラの声、カケスの声、センダイムシクイの声、キビタキの声、オオルリの声、イカルの声がしました。野鳥たちは木のてっぺんで囀るようなので、下からでは、姿を見つけにくくなってきました。
  • まあ、とにかく生き生きとした野鳥が観察できた、半日探鳥会でした。
  • 来週は比叡山です。新緑のハイキングを楽しみましょう。雨が降らないことを願っています。
  • 報告:多賀靖治

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2006.4.30 /浜甲子園探鳥会参加者数:53名 /見聞鳥数:39種
  • 4月になってから天候不順が多く、今まで4回の探鳥会のうち、3回が雨で中止になっています。そのせいか、久しぶりの探鳥会ということで、少々遠出にもかかわらず、多くの方の参加となりました。
  • 甲子園浜でのシギ・チドリ探鳥会も、当会としては久しぶりの実施。不安もあったのですが、期待以上の結果だったと思います。
  • 阪急、阪神、バスを乗り継いで、浜甲子園の護岸堤防の遊歩道へ出ると、目の前の水中の杭の上に、さっそくミサゴが止まっています。
  • 多数のコアジサシが、クキッ、クキッと鳴きながら飛び交い、海にダイビングしては魚を捕らえています。
  • 目の前の砂浜では、シロチドリが小走りに行ったり来たり。かと思うと、夏羽で首の辺りがきれいなオレンジ色に染まったトウネンが飛んできて、水際で餌を探したり…。こんな風景を見ると、ワクワクしてきますネ。
  • 遊歩道を南へ移動。鳴尾川(?)の河口あたりにできている干潟にたくさんのシギ・チドリが集まっています。いちばん多いのは、おなかの下部が真っ黒になった夏羽のハマシギ、数百ほどもいるでしょうか?
  • チュウシャクシギも目立ちます。いろいろな鳥たちの賑やかな声の中で、ひときわ心に沁みるようなポピーポピーという声で鳴いています。
  • その他、ゆったりした動きのダイゼン、色模様がひときわ目立つキョウジョシギ。ユリカモメも多く、ほとんどがもうすっかり夏羽で、頭も真っ黒。
  • その中で、頭が真っ白、くちばしに全然黒い部分も赤い点もない「カモメ」を確認。
  • 居残っているカモ類も、一通りみられます。鳴尾川を海から離れた方へ行くと、京都ではあまり見かけないスズガモの美しい♂の姿も見られました。
  • ただ、昨日は見られたという夏羽のオオソリハシシギや、メダイチドリが見られなかったのは少々寂しい。
  • 今日の干潮は2時過ぎとのことで、だんだん潮が引き、干潟が大きくなるにつれて、ずいぶんと間近に来るシギなども多く、じっくりと見ることができました。
  • お天気もよく、気温もぐんぐんあがって、おそらく今年最高。日陰のない場所での観察は、思った以上に疲れましたネ。1時頃には鳥合わせをして、解散しました。
  • 報告:福田

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2006.4.9 /安曇川河口探鳥会参加者数:34名 /見聞鳥数:60種
  • 安曇川駅前の広場で案内中に幸先よく上空を通過するゴイサギの群れの歓迎。
  • ところが、出発するや雨男幹事の不徳のため雲行きが怪しくなって冷たい雨が降り始め、安曇川河口に向かう足が速くなった。
  • それでも、みんなの足を止めさせた田圃のタシギ、小川の土手のノビタキ。
  • 雨も上がり、黄砂が舞う中?やっと梁の見える安曇川の土手に着くやコチドリ、イカルチドリ、クサシギと図鑑と首っ丈。
  • 昼食予定地の子供の国(安曇川河口近くの浜辺)に着いた時には正午を過ぎてみなさんハラペコのはずも、ノビタキ、ベニマシコなどをゆっくり見られて満腹か。
  • お腹が満腹後も、アカハラだ、マミチャジナイだ、ヤマシギと。更に真上にサシバだとか、終わってみれば見聞鳥が60種。
  • 道草のせいか松の木内湖手前ではるか14時を過ぎたため、ここで終わり。
  • 4名ほど元気な方が駅まで徒歩。他は今在家バス停からバスに乗車して安曇川駅への帰路。
  • 報告:西迫尚

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2006年3月26日(日) /井手の里探鳥会参加者数:52名 /見聞鳥数:32種
  • うす曇の探鳥会でした。しかし寒くもなく、風もなくのどかな日和でした。
  • 玉水駅を出て、玉川に登る土手の桜のつぼみは大きくふくらみ始めていました。
  • 井出の里のさくら祭りのピンクのちょうちんが土手にぶらさげられています。その桜の木々にムクドリ、アオジ、カシラダカが留まったり、その土手の周りをビンズイが歩きます。
  • 川沿いの福祉センターでは、朝市やバザーで賑わっていました。
  • ツバメが飛びました。ノスリが木津川の方に飛んで行きました。オオタカは山側の方へ飛んで行きました。
  • 椿坂で休憩の時には、上着を一枚脱ぎました。
  • 日が射しましたが、快晴にまではいきませんでした。そのせいかタカ類の旋回をあまり、見られませんでした。しかし玉川の桜並木沿いの小鳥たちを沢山見ることが出来できました。
  • のんびりとしたのどかな探鳥会でした。  担当 中島愛治、磯部とみ子
  • 報告者 多賀 靖治

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2006年3月5日(日) /亀岡池尻探鳥会参加者数:36名 /見聞鳥数:40種
  • 最初、月読橋の欄干からの探鳥。ホオジロ、ジョウビタキ、ツグミを見つける。  後方のグループはイカルチドリを見つける。
  • 桂川堤防、同じくツグミ、ジョウビタキ、とカシラダカが見られる。
  • 風もなく、のどかな日差しの中、小さな雑木の茂みの中でウグイスのさえずりの練習が始まる。川の中では、コガモの鳴き声がする。
  • たんぼの中、モズ、スズメの群れ、ヒバリのさえずり。ケリ。後のグループがチョウゲンボウを見る。
  • 下池、中池にて昼食休憩。
  • 暖かいのでカモ達は移動し始めたのか?カモの群れは先週の半分以下。ハシビロガモ、ヒドリガモ、マガモ、コガモ、ホシハジロ、カルガモ、オナガガモ。
  • ハイタカが現われる。カラスと空中戦。後のグループはオオタカが山の方へ飛んで行ったとの事。
  • ウグイスのさえずり。
  • 上池付近、キンクロハジロ、ヨシガモ、ヒドリガモ、コガモ。エナガ、シジュウカラ。
  • 下池に戻り鳥合わせ後、解散。
  • 帰り道、池尻付近。農地区画整理工事はじまる。工事現場を避けて駅まで戻る。
  • 好天に恵まれた探鳥会でした。しかし、もう少し出て欲しかった。ベニマシコ、オオジュリン、タゲリ等が見られなかった。ツグミは田んぼの中で群れをなしていました。渡りの準備なのでしょうか?
  • 報告者 多賀 靖治

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2006.2.24(金) /北嵯峨探鳥会参加者数:38人 /見聞鳥数:32種
  • 早春の変わりやすい天気のわりには、今日は安定した良い天気にめぐまれた。
  • 初参加の人も4人おられた。
  • 9時40分大覚寺大沢の池をスタート、桜と楓の道を歩く。
  • 一時期少なかったツグミが、あちこちに。シメ、イカル、エナガなどが見られた。
  • オオタカの餌食になったのか、ドバトの羽根が4箇所に散らばっていた。
  • 畑を横切って広沢の池へ向う。モズのペアーが仲良く並んでいる。繁殖期が近いのだろう。
  • 広沢の池では、時代劇のロケの最中で、しばし演技中の俳優をウオッチングする。
  • ハマシギが嘴を土のなかに突っ込む様子、イカルチドリの千鳥足や、タヒバリの尾の振り具合などを観察する。
  • ミサゴが魚を捕えて空中を旋回している姿も全員で見た。
  • 12時すぎに大覚寺境内で鳥合わせ、解散。
  • 報告 清水義博   

2006年2月19日 /平城宮跡と水上池探鳥会参加者数:40 /見聞鳥数:43
  • 9時30分平城宮資料館横から歩き始めました。
  • 歩き始めてすぐに「アリスイがいるよ〜」の声がしました。「どこ、どこ?」 「ほらほらあそこ!草がこんもりしている所の右」あたりにはこんもりした草が一面です。
  • 説明するのも難しいし、聞いてもなかなか見つけられません。ワイワイ言いながら、でも全員がしっかり見ることが出来ました。
  • ヒバリがピーチクパーチク鳴いていました。
  • 水上池では、オシドリ、ヨシガモ、トモエガモの主役級のほかミコアイサ、バン、オオバン、オカヨシガモ、マガモなどのカモ類が見られました。
  • 水上池周辺の雑木林ではカラ類、メジロ、エナガなどやツグミがたくさん見られました。
  • ツグミにの中に妙に赤い個体がいました。アカハラかな?よく見ると眉斑があります。マミチャジナイのようでした。今年は各地でマミチャジナイが見られているようです。
  • 御陵の北側を回りハジカミ池に行きました。ハシビロガモ、ホシハジロ、ヒドリガモが見られました。カワウの頭がかなり白くなっていました。
  • お天気が良く、平坦コース、のんびりと探鳥してきました。
  • 参加された皆さんへ 鳥合わせでは見聞種数42種でしたがトビが抜けていましたので43種とします。
  • 報告:神谷

2006.2月12日 /芹川ダム・滋賀県野鳥の森探鳥会参加者数:31名 /見聞鳥数:31種
  • 懸念された吹雪もなく穏やかな日差しの中、集いし老若男女31名
  • 日陰の雪溜まりを踏みしめて求めし選り鳥見鳥31種
  • ダム湖を右往左往するオシドリ、マガモ、コガモ等々 山の端を掠めるノスリ、オオタカ
  • 雪の溶け掘り返された田圃の畝を見え隠れするカワラヒワ、セグロセキレイ、ヒバリ、カシラダカ、ツグミ等々
  • 芹川の川面を徒渉するクサシギ
  • 溶け残った雪や時より吹く北風にひんやりとした中にも、木漏れ日に早春の近いことを感じた一日でした
  • 最後に、昼食の場をお貸し頂いたビジターセンターや今日お目にかかった鳥たちに謝謝
  • 報告:西迫

2006.2.5 /新旭浜探鳥会参加者数:20人 /見聞鳥数:41種
  • 風花の舞う中湖西を歩いてきました。夜来の新雪を こくこくと踏みしめながら野鳥達と遊んできました。幸いなことに風が柔らかでした。
  • 琵琶湖岸へ電車が入ると文字通り白銀の世界。時折日射しも見えて 野鳥園で水鳥と遊びました。
  • JR今津までアメリカヒドリ カワイイサ 等々観察 むむむむ 沖合に蜃気楼が長く尾を引いたよ うに ゆらゆら いいねいいね。
  • 雪のため山野の鳥が淋しかったですが 参加者20名 見聞鳥41種 
  • あそうそう新旭の今冬は1メートルを越える積雪でしたと地元の人の談。また行ってみたーい。
  • 報告:山副
  • 吹雪にも負けず  寒風にも負けず  北に行ってはコハクチョウが見られるよ  西に行ってはチュウヒが見られるよ  そんな噂に誘われて参加された方には気の毒なことをしました。
  • 予定の電車は運休するし、トンネルを抜けるとそこは豪雪だったし、予約したチュウヒもコハクチョウも出ませんでしたが、ハジロカイツブリ、アメリカヒドリなどの鴨類は出たし、沖の太夫ならぬ沖の蜃気楼や雪中のラッセルなど、貴重な体験は参加された方だけの宝です。
  • 報告:西迫

2006年1月29日(日) /淀川中流域河川敷探鳥会参加者数:50名 /見聞鳥数:49種
  • 今年はコースが順光になるように昨年までの逆に、枚方市から牧野まで河川敷を歩いた。
  • よほどみんなの日頃の行いが良かったのか、冬にしては暖かな晴天で午後は上着を着ていると暑いほどだった。陽気につられて鳥もたくさん出てくれて良かった。
  • 水辺にはきれいなカワアイサなどのカモ類、サギ類、セキレイ類。林や草地にはホオジロ、ベニマシコ、ウグイス、ヒバリなど、今年は何処でも少ないツグミもたくさんいた。
  • 釣り池にはバンのほかヒクイナが出てくれた。
  • 上空にはミサゴ、オオタカ、ハイタカ、ノスリなどの猛禽類も姿を見せてくれた。
  • 報告:前田 豊

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2006年1月25日(水) /大吉山と天ヶ瀬ダム探鳥会参加者数:35 /見聞鳥数:43
  • 空にどんよりした冬の雲が立ちこめていましたがまずまずのお天気で探鳥することが出来ました。
  • 『歴史にゆかし宇治の丘、輝く文化受け継いで・・・・』これは私が卒業した小学校の校歌の一部です。源氏物語の舞台にもなった、古い歴史のある宇治の郷を歩く探鳥会でした。
  • 京阪宇治駅よこの宇治川にはヨシガモが3羽、オカヨシガモ、マガモ、カワウ、ユリカモメ等がいました。一部の人だけカワセミを見ることが出来ました。
  • 世界遺産に登録されている宇治上神社に寄り、大吉山へ登りました。途中、カラ類やメジロ、コゲラの混群に出会いました。頂上付近でもこの混群が見られましたが、期待のクロジは見られませんでした。
  • 興聖寺よこ降り、天ヶ瀬ダムへ向かいました。
  • ダム湖の岸の木にヤマセミがとまっていて、みんなでゆっくり見ることが出来ました。オスのようでした。しばらくすると飛んでいってしまったのですがその後また現れました。今度はメスでした。つがいでいるようです。
  • ここで昼食中、上空をミサゴが飛んでいきました。ダム湖の遠くの片隅にオシドリがいるのがかすかに見えました。
  • ダムからは、左岸を戻りました。途中カワアイサのメス2羽がいるのがみられました。
  • 塔の島で鳥合わせをして解散しました。
  • 報告 神谷   写真:磯部

[宇治上神社]
宇治上神社
[宇治川]
宇治川

2006年1月22日(日) /嵐山探鳥会・平成18年度総会参加者数:57名 /見聞鳥数:40種
  • 集合時間の午前8時過ぎ頃、駅の近くにある温度計は2℃。今日も寒い!でも、快晴に恵まれました。
  • 今年の探鳥会、新春植物園以来、お天気に恵まれていますね。誰のお陰でしょうか?
  • いつものように、桂川右岸のサイクリングロードをのんびり歩きました。
  • 対岸の左岸では、大規模な護岸工事が行われていて、鳥が少ないのではないかと心配だったのですが、思ったよりは大丈夫だったようです。
  • お天気のせいもあり、朝日を浴びた鳥たちは、何とも美しいものですね。…といっても、プロミナーでしっかり見られたのは、ほんの数種でしたが。
  • モズ、カワラヒワ、ベニマシコ、ホオジロくらいだったでしょうか?
  • 最近、あまり姿が見られない、というツグミも、やっと1羽だけ見られました。
  • カモ類はいちおうそれなりにいたのですが、最近ここではミコアイサなど、海ガモがさっぱり見られなくなったのは寂しいことです。
  • 猛禽類も、何人かの人がハイタカを見たくらいでした。
  • 渡月橋の下流では、ユリカモメの群れの中に一羽のセグロカモメが混じっていて、ユリカモメとの大きさや特徴などを比較できました。
  • 中の島公園で鳥合わせの後、コミュニティ・嵯峨野に移動して11時より、京都野鳥の会平成18年度総会が開かれました。
  • 総会の後は懇親会。最高齢91歳のMさんを筆頭に、50名を超える参加で盛り上がりました。
  • 今日の見聞鳥をもとにしたビンゴゲームも面白かったですね。
  • 報告: 福田

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渡月橋付近
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平成18年度総会
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懇親会

2006.1月18日 /宝塚野鳥の会参加者数: /見聞鳥数:
  • この冬の小型鳥類の激減は異常ですね。渡りの冬鳥だけでなく、標鳥、留鳥も居ないのはどうしてか?スズメ、ホオジロ、メジロ、カラ属、ヒヨドリまでも。シロハラ、ツグミ、ルリビタキ、ジョウビタキ、は勿論少ない!これは、全国的みたいですね。

2006年1月15日(日) /宇治川・木幡池探鳥会参加者数:44名 /見聞鳥数:41種
  • 前日はかなりきつい雨でしたが、それもあがり、時間とともに晴れ間が広がる好天になりました。
  • 京阪宇治駅前に集合。駅前の宇治川にはコガモ、オカヨシガモなどなどのカモ類が浮かび、カワセミもさっそく姿を現してくれました。
  • 岸辺ちかくの石垣には怒る千鳥(失礼!イカルチドリ)や磯市議(じゃない!イソシギ)も…。
  • 誰かの「ミサゴ!」という声に空を見上げると、川面高く、ミサゴが悠々と舞っていました。どうやらこのあたりに居着いているらしい。
  • 宇治川右岸をのんびりと歩く。アオサギの群れ。近くの天皇陵の森がサギたちのねぐらになっているとのこと。
  • 岸辺の枯れ木に数羽のホオジロがとまり、皆で観察。それにしても、ミサゴや(今日は見られなかったものの)イソヒヨドリなどが出ても、普通種?逆に、ツグミやホオジロが珍しい…なんて。隔世の感…ですね。
  • 今年はあちらこちらに木の実が一杯残っています。木の実が豊作で鳥が食べきれないくらい…なら良いのですが、もしかして鳥の数が激減して、木の実が食べ残されている、というようなことはないのでしょうか?
  • 探鳥会のたびに、「今年はあまりツグミを見ない」とか、「ジョウビタキ」が少ないですね、などという声を聞きます。
  • 私、野暮用のため午前中で失礼したので、後半の様子、どなたか報告して下さい。
  • 報告: 福田

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2006年1月8日(日) /新春・植物園探鳥会参加者数:109名 /見聞鳥数:49種
  • 北山が薄化粧した8日 恒例の新春探鳥会には 100名を越える参加者で園内は貸し切り状態。
  • 園内には「シモバシラ(植物)」が見られる程でしたが気温も少しづつ上昇。当会らしい雰囲気の中園内を散策 加茂川へ 水鳥など観察
  • 今年の探鳥会を占うに相応しい探鳥会となりました。
  • 今年一年 それぞれの夢が叶う年でありますように。
  • 報告:山副。
  • すっきりと晴れわたった、素晴らしいお天気になりました。
  • あちらこちらに残雪の残る植物園。気温が低いせいか、例年に比べるとちょっと出足がにぶいような…。集合時間になっても、100名に達せず。それでも、その後参加者があり、最終的には109名の参加となりました。
  • 三々五々、参加される会員の皆さん、まずは新年のごあいさつ。元気で新年を迎えることができ、この探鳥会に参加できる喜びを分かち合いました。
  • 植物園に入ったところでミーティング。新春と言うことで、参加した幹事、スタッフから一言ずつのごあいさつ。
  • その後、園内を散策。人数が多いこともあって、列の最前列と最後尾では観察された鳥もさまざまだったようです。
  • 何となく、例年に比べると鳥の姿が少ないような印象を受けました。いつもなら地面で餌をついばんでいるツグミ、シロハラ、イカルなどもあまり見られません。
  • オオタカが木の枝に止まっていて、多くの方が、その精悍な姿をプロミナーで観察できました。
  • 植物園を出て鴨川左岸を北大路橋まで。鴨川には、ひととおりのカモ類、サギ類など。イカルチドリやイソシギも…。
  • 最終的には45種の見聞鳥数。なかなかの成果ですね。ただ、こんな時こそ姿を見せて欲しいカワセミは、園内の池でも鴨川でも見られなかったのが残念でした。
  • 平成18年も、良い年でありますように!
  • 報告: 福田

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